(車の話だ)
オレがよ、7年間...信頼して、オレの車を専属整備してたメカニックがよ、

出世して、工場長になった。

出世した事には素直に喜んだ。

でもさ、そいつ...整備はもうやらないんだって...。

そいつも、すまなそうな顔してた。

オレの車を本当に知りつくしてるのは

オレとそいつだけなんだ!

整備をしなければ...そのうち腕がなまる...

なつかしいよな!

オレら二人で、

ムダのないように真剣に考えて、

本気で笑い合った!

あの日がさ....。

以上。