Z2のマフラー | ナナハンという昭和のBigバイク

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毎度 e-爺です。(  ゚ ▽ ゚ ;)

今日もまた昔話のZ2シリーズ!(笑)(゚Ω゚;)

前回は便利アイテムのチェーン給油機の話しでした、過剰供給によりスイングアームなどがベトベトに汚れたのでしたが、左側のマフラーもオイルで汚れ掃除が大変でした。

更に掃除をサボっているとオイル汚れが、熱でマフラーにこびり付き綺麗にするのが大変でしたね。

また、このマフラーなんですが、CBと同じで結構腐ったものです。



この上下のジョイント部分やもなか合わせの溶接部が、乗る距離にもよりますが2~3年で錆びで穴が開いてしまいました。



このテールエンドの黒く見える部分も穴が開き、穴が小さいうちは溶接して暫く持たせたりしました。

W1のキャブトンタイプのマフラーは、溶接の仕方が違っていたのでZ2より長持ちでした、まあWとはサイレンサーの構造が違うし騒音も遥かに低いZ2では、もなか合わせの方が当時は作りやすかったのでしょう。

でも、一本当たり当時で1万程だった記憶が有り、2回目の車検でマフラー交換するZ2が多く、車検費用がかさんでお客さんと揉めたものです。

なにしろ当時は下手にマフラー修理をしていくと、車検場の検査官が点検ハンマーの尖がった方で叩き、こんな修理では車検を通す事が出来ないと虐められたもので、交換した方が無難な時代でしたから。

そんな訳で地方の販社の部品部でも、必ず1セットはマフラーの在庫が置かれていました。

しかし、現代のバイクのマフラーは腐りませんね、構造や材質も違うのでしょうが案外ガソリンの成分による、排気ガスの問題でも有ったかも知れません。(-"-;A