開発コード0280 タルタルステーキ ナナハンって | ナナハンという昭和のBigバイク

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寄り道が大好きな e-爺です、今回も市販に至らなかったナナハンのお話し。(*^▽^*)

これに気が付いたのはかなり後の事でしたが、カワサキはH2を発売した頃2サイクル水冷4気筒ナナハンも開発していたようです。



マッハというよりZに近い雰囲気が有ります、サイドカバーの辺りは後年のZ1Rに似たデザインですね。(デザイナーがZ1Rのデザインをした人とか)(^▽^;)

しかもただの4気筒では無くスクエアー4!、後のスズキRGΓシリーズの様なエンジンです。



詳しくは解りませんがシリンダー形式や吸気管、燃料供給方式、前後機関の動力伝達方式、排気管構造に至るまで独創的な設計だったようです。(-。-;)

このナナハンもCBが4サイクルで売れていなかったら、案外Zに変わって販売されていたかも知れませんね。
(・・;)

想像するにエンジンフィーリングはトルクフルなΓ500か・・・、でもジャジャ馬マッハの後継機種と言う事でかなりジェントルなバイクだったのか・・・。

ヤマハのGL750はレーサーのTZ750として生まれ変わったのですが、このカワサキのナナハンは同形式のエンジンでは日の目を見る事は無かったようですね。

世は段々Bigバイク=4サイクルの時代に突入して行ったのでした、そのカワサキ4サイクルBigの先駆けZ1の開発ニックネームがニューヨークステーキで、この2サイクルナナハンはタルタルステーキと言われていたとか、何か開発コード0280だけより美味しそうで無機質感が無くて良いですね。笑