実家付近にある神社は神主さんが常にいる神社ではなく、地元の奉賛会が支えているタイプのところで。
神社限定の自治会みたいな感じ。
爺さん(実父)が来年の奉賛会役員当番だそうで。
来年の新年のお迎え準備の担当らしく、今年がどうだったか写真を撮ってくれ、と。
年度末に引き継ぎでちゃんと説明してくれるのでは?としたが、爺さんは恥をかくのを嫌がるタイプなので、事前に勉強しておきたい、と。
なんでも地域にすぐ揚げ足とったり、些細な落ち度とかを馬鹿にしたりする嫌な人がいるらしい。
なら、そいつに常任で役員やらせろよと思うけどね(^_^;)

で、写真撮りつつ、爺さん用に一般的なやり方をネットで調べたのでレクチャー。
もちろん、一般的なやり方と伝統的なやり方が違ったら、地元の伝統を優先とは釘を刺したが。

こうした爺さんが恥をかきたくないから事前にお前調べてなんとかしろというのは(あるいは良く知らないのに引き受けてなんとかしろとかは)、実はちょこちょこあるのだが、今回は比較的関心が私もある分野だったのでいろいろ勉強になった。

門松に雌雄があるとか、内高・外高の意味とか(2番目の竹が内側にあるか外側にあるか。福を呼び込むとか邪気を払うとか、門出を祝うとかある)。
しめ縄にもいろんな種類があったり、ぶら下がってる紙垂(シデ)にもいろんな形がある。
そもそもしめ縄が雲を示し、しめの子(垂れてる藁)が雨、紙垂が雷を表してるという話も面白かった。
その話は少ししか出てこなかったから、後づけの意味かもだけど、ルーツはあっている気もする。
日本は稲作の国なのだと、改めて認識。


↓爺さん用に作ったやつ。お供えに順位があるって知ってた?

↓これね、一般的なしめ縄とうちの神社、紙垂の位置と数が違ってて。
普通はしめ子の間に紙垂なのね。たいてい4つ。紙垂は四手とも書くくらいで。
一般的より伝統を優先とは思うけど、長年の口頭での引き継ぎでいつの間にかこのようになったパターン???