革靴を履く機会が多いため、たくさんの靴をローテーションするようにしており、現在9足持っています。
買うのはもっぱらリーガルで、比較的価格がリーズナブルなこと、アッパー(甲皮)が厚く長く履けるところが気に入っています。

 


先日リーガルショップのバーゲンで30年ぶりにレースアップ(紐靴)の靴を買いました。
茶色のストレートチップで、ギターやバイオリンみたいにつま先等を濃茶で吹き付けてあるのですが、注意書きを読むと「色落ちしやすいので必ず乳化性クリームを使用してください」とある。


お恥ずかしい話、30年以上靴の手入れをしてきて、初めて靴クリームには大きく2種類あると知りました。

 


ずっと使っている、DIY等でもお馴染みのKIWIのクリーム。これは言ってみればワックスで、光沢が出ますが革に浸透しません。
そのためこれだけでは革に油分を補給できず、ひび割れが起こったりします。


これはもう長く使っているローファーですが、アッパーに無数のひび割れがあるのがわかります。
無知というのは恐ろしいなぁと改めて思いました。

 


で早速モゥブレイのクリームとブラシを銀座大賀靴工房で取り寄せました。

 

ステインリムーバーで汚れや古い靴クリームを落としてから乳化性クリームを塗りこみます。これでも結構ツヤが出ます。


今まで使っていたKIWIは仕上げ用に使うことにしました。