前回の機種変更から2年が経ったのでスマホを換えました。
ドコモも含めて最近リリースされたばかりのソニーのXperia Z4です。
今まで使っていた端末は、設計の問題なのかクレームで基板を3度も交換するなどトラブルが続き、待ちに待った機種変更という感じであります。
ガラケーの頃から使い続けたシャープを今回ソニーに替えたわけですが、業務で使用してる会社のソフトウェアがXperiaを前提に設計されているという理由もあります。
さて最新機種ということもあって概ね動作は快適なのですが、電話をかけた時の動作がおかしい。
電話を終えて耳から離しても画面が真っ暗のままで、画面をタッチしても反応がありません。
さらに、相手が出ずに留守電になっちゃったりすると電源ボタンにも反応せず、なすすべもなく留守電のアナウンスをじっと聞く羽目になります。
こりゃ端末の不良か?と思いつつ購入したソフトバンクショップに行きました。
事情を説明すると、ショップのお姉さんはその場でソフトバンクに電話し、直接症状を説明してくださいと言うことに。
窓口の女性と話していたら、画面を保護するために一緒に購入したガラスシートが原因ではないかと。
既にいくつかトラブルになっているそうです。
驚いたのはここから。
「保護シートを外して、同じ症状が起きるか試してください」
と言うのですが、そりゃ当然の話です。
しかしこの保護ガラスはショップで販売されているれっきとした純正オプション品で、価格は3,750円もします。
ガラスシートが原因だとしたらそもそも設計がマズイ訳で、
「このシートが使えないとしたら代金はどうなるの?」
(アクセサリーの代金は割賦に組み込まれている)
と尋ねると、
「それはこちらでは対応しかねますので、販売店にご相談なさってください。」
と言うではないの。
ビックリした私は目の前のお姉さんにもわかるように
「じゃ(代金は)販売店が持てってこと?」
と言うと、今度は「は?」という感じでお姉さんの顔色が変わり、途中で電話を代わりました。
皆さんご存知のようにスマホの画面側にはセンサーがあり、通話中は画面表示が切れ、耳から離すと再度表示されるようになっています。
センサーに入る光が遮られると電話中だと判断するわけですね。
Xperia Z4はこのセンサーが過敏で、保護シートを張っているとまだ通話中だと誤認識されてしまうのだそうです。
現時点では対策の方法は無いらしいのですが、このシートを製造しているメーカーとその販売を認めたソフトバンクの責任であることは明白です。
それを即座に「こちらの問題ではない」と言い切るキャリアの姿勢ってどうなんでしょうか?
(もちろん対応したオペレーターの女性は派遣社員でしょうが、応対を指導しているのはソフトバンクのはず)
結局あとから電話があり、代金は請求いたしませんということで一件落着となりました(当たり前だが)。
ここで結論。
ドコモでもソフトバンクでもZ4を使っている方は、センサーの上から貼り付けるタイプのシートは使わないのが賢明です。