世間ではとっくに盆休みが終わっておりますが、1週遅れで夏休みを取りました。
木・金とお休みをもらって1泊旅行です。
行き先は伊良湖の国民休暇村と伊勢神宮。
伊勢湾を挟んで東と西ですが、そう、フェリーを使いました。
1日目は伊良湖へ行く道中にどこへ寄るか悩んだ末、浜松にあるエアーパークへ。
エアーパークというのは、正式には航空自衛隊浜松基地の広報館のことです。
かつて航空自衛隊で使用されていた様々な航空機が展示され、航空自衛隊の役割や装備などが学べるというテーマパークです。
かなりお金のかかった施設ですが、何と入場無料。希望者にはフライトスーツやヘルメット(ちゃんと子供用もある)も無料で貸してくれます。
わが地元岐阜県の各務原市にも航空宇宙博物館というよく似た施設があり、これまた航空自衛隊各務原駐屯地のすぐ近くに建てられていますが、市営なのでちゃんと入場料は取っています(建物の外にも航空機が展示されていますが、外は無料)。
いっぽうこちらは基地施設の中にあり、配置されたスタッフの人数や整備の行き届いた施設の様子を見ると、年間の維持費はかなりの額に上ることが容易に想像できます。
自衛隊の広報活動目的ということで、早い話かなりの国防予算が使われておるわけですな。
さて展示されている機体は当然のことながら現役を引退したものばかりですが、浜松基地は訓練施設でもあるので練習機が中心です。
日替わりでコクピットを体験できる機体が何機かあるのですが、行った当日はブルーインパルスで使用されていたT-2高等練習機でした。
戦闘機はF-86とF-104という、往年の特撮映画でおなじみの機体。
やはりジェット機ともなると単座でもかなりのサイズがあり、間近で見るとその大きさに驚かされます。
また広報館は滑走路のすぐ横なので、5~6機のT-4練習機が離発着を繰り返すのを目の前で見ることができました。
T-4は音速を超えないからなのか離陸時でも随分と静かです。
各務原ではF-15がよく飛んでいるのですが、こちらはものすごくうるさいです。