もうすっかり秋めいてきまして今更という感じもいたしますが、夏休み旅行のラストです。


今回の旅行で私が楽しみにしていたことの一つは新東名を走れるということです。


今までのルートよりも内陸部つまり山側を走るルートなのですが、道路の設計上の平均速度がかなり高く設定されているとか。


またSAがかなり充実していると情報番組で紹介されていて、それも楽しみの一つです。


妻がネットで情報を仕入れていて知ったのですが、NEXCO中日本では「定額乗り放題プラン」というのを設定しています。


名古屋エリアから乗る・降りるという条件を満たせば、静岡の指定エリア内での乗り降りが一定期間定額になるというもの。


JRでいうフリーキップみたいなもんですね。


最大三日間で普通車6,400円。往復だけではちょっとビミョーな料金ですが、できればあちこち回りたいので申し込みました。


HPで調べてみると期間限定で手を変え品を変えいろいろなプランがラインナップされており、NEXCOもなかなか商魂たくましい。



さて新東名は三ケ日JCTから御殿場JCTまでが開通しており、岐阜各務原ICで乗って三ケ日JCTを経由して新富士ICで降りるというドライブプランです。


出発は金曜で平日ですが、夏休み最後の週末ということからか交通量はやや多め。


各務原から1時間走ってようやく新東名へ。


JCTからまずしばらく山側へ北上し、どういう設計なのか大きなループ状に作られた道路を反時計回りに4分の3回転するとまっすぐになります。


三ケ日から新富士までの区間は大半が三車線。加えて路側帯(路肩)もほぼ一車線くらい取られていて、とにかく幅が広い。


旧東名よりも山の方を通りますが、ひたすらトンネルや橋脚を使ってとにかくまっすぐ走らせようという設計です。


トンネルも三車線をカバーするべく断面が広大で、今までのトンネルとは比較にならないほど天井も高くなっています。


空いた道路の一番右を走りましたが、平均速度は空いている旧東名のさらに20kmプラスといったところ。


私も飛ばすほうですが、景色に見とれて気を抜くとどんどん置いていかれるほどのハイペース。


普段なら流れが遅くてイライラするのが常ですが、逆に「もうちょっとゆっくり行かせて欲しい」と思うほど。


じゃあ真ん中の車線では?というところなのですが、真ん中と一番右では結構速度差があるんですね。


最高速度の設定を120kmにするかしないかという議論で結局従来の100kmになってしまいましたが、まったくナンセンスだと思います。


必要以上に速度を落とさせるのは、走りやすくするために費やした莫大なコストを無駄にすることです。


しかし途中で覆面と白黒のパトカーに餌食になっているところを2度も見ました。


平均速度が高いだけに捕まるとダメージが大きいですね。



さてTVでもよく紹介されていたサービスエリア。


新東名に入ってすぐの浜松SA(上り線)に立ち寄りました。


浜松というと私は湖か海を連想しますがここでは山しか見えません(汗)。


外観には浜松らしくピアノのモチーフが。


NEOPASAとかEXPASAとか言う呼称で、入ってみるとなかなか豪華な設備です。


イオン等の大型ショッピングモールの1階をイメージしてください。ちょうどあんな感じです。


土産物や特産品の物販に相当力を入れています。


お座敷ドラマーよ、何処へ行く?

そして写真はトイレ。さすがに中は写真に撮れないので入口付近を。


かなり綺麗です。ちょっとしたホテル並みです。


こんなにコストかけてどうすんだという気も若干しましたが。ガーン



お座敷ドラマーよ、何処へ行く?

もうひとつの写真は帰りに立ち寄った駿河湾沼津SA(下り線)。


名前の通り、駿河湾が一望です。


目を凝らしてみると、はるか下方の海側に旧東名を見ることができます。


さて新東名、あまりに走りやすさに旧東名に入ると愕然。


東名から首都高に入ったぐらいの落差を感じます。


また走りたいものです。でもナビの地図が古くてどこら辺を走っているのかサッパリわからなかったのには参りましたが。