ブログを始めてから、TOPページを開いてまずすることがランキングの確認。
やはり人間誰しも他人の評価が気になるもの。


で、次に気にしているのが実は検索ワード。
ナニがきっかけで私のブログを訪ねてくださったのか。


初めのうちは意外とドラムに無関係なキーワードが多かったのですが、さすがに「ドラマーのブログ」と一応銘打ってますから、そっち方面が増えてきました。


ということで久々のMyスネア紹介(ただしもう売っちゃった編ですが)。


ヤフオクで中古スネアを物色するようになってから気にし出したブランドはグレッチ。


私の学生時代、


グレッチといえばジャズ


グレッチといえばカントリー・ジェントルマン(そりゃギターだ)


グレッチは渋くてマイナー


ハードロッカーの私にゃ関係ない


こんな貧困なイメージです。


しかしオークションではラディック、ソナーと並び注目の的。


同じ米国産ではラディックよりプレミアム。


若い頃からグレッチなんて興味もありませんでしたが、じゃあ音はどんなんかいなと思い、落札したのがGー4155。


G4155

私のブログ内のフォトコーナーをご覧頂けばわかりますが、

私にとってのスネアのスタンダードは6.5インチの10テンションです。


理由は簡単、私の青春時代のスネアの主流だったからです。


グレッチの一番人気は70年頃の5インチ・8テンションのようですが、そんなものには目もくれず購入したのが4155だったわけです。


グレッチのスネアの「キモ」はダイキャスト・フープにあり、これが米国製か台湾製かで値段が全然違います。


マニアの方に言わせると、米国製でなければグレッチではない、みたいな感じ。


当のグレッチは、製造コスト削減のため(あるいは製造ラインを維持することができなくなった)ダイキャストフープの国内製造を止めてしまいましたので、ますますオリジナルパーツ付きのものは高値を呼ぶかもしれません。


プレスフープ付きのラディックの「ユルイ」感じに慣れていた私は、チューニングにかなり手こずりました。


しかし十分鳴らしこむ暇もなく、

「音の粒はハッキリしとるけど、ラディックの403と似たような音やな」

という印象しか持てず。


前オーナーがほとんど使用していないミント状態のグレッチ、コレクションとしてとって置くつもりだったのですが、ソナーD505の購入資金捻出のため売却。


オークションに出品した際、是非にと熱烈なラブコールを送ってこられた方にお譲りしました。


求められる方に使ってもらうほうがいいですし。