双子座の神話 | 一日一勉

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最近、目の調子が悪いので、更新を毎日とせず、気ままに楽しく学び続けたいと思います。

今日は、双子座の神話についてです。

 

双子座と言えば、「風のエレメント」「柔軟宮」「男性宮」で、支配星が「水星」です。相似するハウスは、「3ハウス」になります。

風のエレメントと言えば、思考、論理的など、知的なイメージですね。

そして柔軟宮ですから、「視野が広く、やわらかい思考の持ち主で、変化に順応するのが速い」でしょうか。男性宮なので、エネルギーは外へと向かいます。

支配星である水星は、「通信、商業、連絡、学問、コミュニケーション、兄弟姉妹」などを意味します。

3ハウスも知性のハウスで、「初等教育、小旅行、兄弟、隣人、伝達、学習、コミュニケーション」といったキーワードがあります。

 

何の特筆することもなく、双子座のイメージそのまんまですね。

神話から見えてくるものがあるでしょうか。

 

 

  仲の良い双子の兄弟・双子座の神話

 

 

スパルタの王妃・レダの美しさに心奪われた大神ゼウスは、白鳥に変身して彼女に近づきます。レダはゼウスの求愛を受け入れ、やがて人間の血を引くカストルと神の血を引くポルックスという双子の男の子を出産しました。兄弟は仲睦まじく、共に凛々しい若者へと成長します。カストルは戦術、ポルックスは拳闘に優れ、二人の兄弟は戦場で数多くの手柄を立てました。しかし、いとこ同士の争いに巻き込まれ、人間の血を引いていた兄・カストルは命を落としてしまいます。悲しみに打ちひしがれたポルックスは、「死の国へ行って、兄と暮らしたい」とゼウスに直訴しますが、許されません。深い兄弟愛を感じたゼウスは二人を星座にし、天の国と死の国の住まわせることにしました。

 

 

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さて、この神話から感じ取れることは、なんでしょう。

率直な感想は、牡牛座の神話に引き続き、「ゼウスさん、またですか?」ですが、今回の主役は、その子供の兄弟のお話です。

 

水星や3ハウスが象徴するのも「兄弟」です。

この兄弟は、戦いに出るくらいですから、青年期くらいでしょうか。とはいっても、水星の年齢域が「7歳から15歳」ですから、勝手に、この双子の兄弟が12歳~15歳くらいと想像しました。

ところで、上記の神話の中には出てきませんが、双子座には、「嘘つき」というキーワードもあります。その根拠を知りたくて、神話を調べてみましたが、本には書いておらず、わかりませんでした。

 

ここからは、ネットで神話を調べてみると……ゼウスは白鳥に化け鷲に追い回されて必死に逃げ惑う白鳥を演じ、レダの胸に飛び込みます。そうして、身ごもるわけです。身ごもるといっても、卵をです。(もう、哺乳類か鳥類かわからなくなってきました)

一つの卵は、ゼウスの血を引いた卵で、もう一つはレダの人間の夫の血を引いた卵。

二人は、異父兄弟らしい。

神話の内容が、もうトリッキーです。

 

そして、この仲の良い兄弟ですが、いとこと争いとありましたが、騙されたみたいです。騙し取られたものを取り返えそうとして兄弟は、いとこにやられて、人間の血を引く兄が命を落とすという構図のようです。

 

もうこうなってくると、悲劇にもみえるのですが、なんか湿っぽくならないのが、風の星座だからですかですかね。それとも、変化に対応する、柔軟宮の影響でしょうか。

そういう経験を踏まえてか、どうかはわかりませんが「今度は騙されないぞ」と言わんばかりに、相手と駆け引きをしながら、こちらの言い分が通るようにコミュニケーションをしていったのでしょうか。その時、チョットした嘘をつくことも、必要だったのかもしれません。

もしかすると、もともとそういう性格の双子で、この双子に騙されたことがあって、今度はいとこが、この双子を陥れたのかもしれません。

 

弟のポルックスが、兄がなくなった後、父ゼウスに直訴するシーンがありますが、ゼウスが言い包められたのかもと想像ができます。最初は反対するものの、結局願いは叶えられますから。

もしそうだとすると、機転をきかせることができることも、双子座のキーワードと合致していますね。

 

神話の内容から、ちょっとお調子者っぽい(兄)弟の姿が、現在の双子座の象徴となっているような気がしました。

 

では、また明日パー