ブタがいた教室
新任で6年生の担任になった、星先生(妻夫木聡)が
子供たちに、人間が生きていくいうことや、食べるということについて考えてもらうために、
「ブタをみんなで飼って、最後にみんなで食べよう」
と提案します。
クラスの子供たちは賛成。
グラウンドの片隅で、6年2組の26名と先生でブタを飼い始めます。
星先生はブタに名前をつける事を賛成しませんでしたが、生徒たちは「Pちゃん」と名づけ、
「Pちゃん」はクラスのアイドル的存在となっていきます。
春4月から飼いはじめ、季節は過ぎていきます。
「Pちゃん」を「食べる」「食べない」でクラスのみんなで話し合いが何度ももたれます。
さて、あなたなら、「育てて食べよう」と飼い始めたブタ「Pちゃん」を
食べますか?
食べませんか?
結局、卒業式まで、話し合いが続き・・・・・・
大阪の小学校であった実話を元にした映画でした。
映画の出演者の子供たちには、物語の結末を教えずに、子供たちの結論を追っています。
大粒の涙、ケンカもしたり、大討論もしたり・・・・
子供たちの純粋さに、ウルウルしっぱなしの、おっさんでした。
「いのちの長さは誰が決めるの?」
うーん・・・・
子供たちの生き生きした姿と、純粋な心にやられました。
先生の妻夫木くんも良いです。
オススメです。