おくりびと | 畑とポストカードと旅と

おくりびと

映画「おくりびと」を観た。


公開初日、最終上映にも関わらず、満席。


50代60代の方が多く、女性が8割くらいだろうか・・・・・





夢だったチェロ奏者を諦め、故郷山形に戻ってきた大悟(本木雅弘さん)は、ひょんなことから遺体を棺に収める仕事、納棺師になる。

いろいろな人の死を見つめて、立派な納棺師に成長していくという話だ。


奥さんは広末涼子さん



映画の舞台は山形県庄内地方。

映画でも紹介されている、納棺師の仕事は映画で始めて知った。

(地元、愛知では、「ゆかん」という仕事に当たるそう)


映画にはいくつものキーワードが出てくるように思う。


1番印象に残ったのは、やっぱり「石文・いしぶみ」だ。


そう、石ころの手紙。

自分の気持ちに1番合った石を拾い、それを相手に渡す。

相手はその石を見て、どんな気持ちでその石を選んだのか、何を考えているのかを、推測するのだ。


「それは、だたの石ころではない。ちゃんとした石文だった・・」


映画の中でのこ石文の話は好きだ。




それと、いつも銭湯で会う、おじちゃん。

人生、年齢を重ねるごと、いろいろな経験をされている。

おじちゃんの言葉もこころに染みた。



おっさんは直ぐにネタバレしそうなので、ここまでに・・・。


映画は、凄く良かったです。

おっさん、オススメです。