豊橋路面電車物語・7
「宝くじ」
呑み屋「空」の壁に貼り紙が・・・・・
「サマージャンボ宝くじ、グループ買いしませんか」

5月くらいに、ママの「アキさん」が企画したイベント?だ。
常連さんも多い「空」の話のネタ的参加自由イベントだ。
サマージャンボだったので6月中くらいに、集金だった。
おっさん、兄は1口ずつ参加。
1口1500円。
ジャンボ宝くじは1枚300円なので、10枚3000円が1口かというと、そうではなくて、
本当に「話のネタ的イベント」と言うことで、安めの1500円だ。
「アキさん」、しっかりしてて集金したら、領収書をくれた。
領収書には「おっさん兄弟2口」と書いてある。
結局、20数口の参加者が集まった。
宝くじは、「アキさん」が占いやデータで、
「買う日に、運勢の良い人に、吉の方角の宝くじ売り場に買いに行ってもらう」と言っていたが、
結局、「アキさん」が買いに行った様だ。
8月12日がサマージャンボの抽選日。
当たったかな。
おっさん兄弟は2人で10枚分しか買ってないので、きっと2人で300円だ。
と思いつつ、期待せずにいつものように、呑み屋「空」に行っていた。
「アキさん」は何も言わないので、結果がわからない。
「宝くじ、どうなったかなあ」
と兄と話していた、ある日、
おっさんの雑貨屋さんをやっていると、昼一で携帯にメールが来た。
「アキさん」からだった。
つづく