バンコクの旅 青い人3
「エアコンバス22番」で、出合った青年。
彼のくれた「ホテルの名前と地名」が書いている紙は、
彼が買い物したレシートの紙だった。
彼は、何とかしてあげたいと、その場で紙を探し、
持っていたボールペンで書いてくれたのだ。
本当に、この心遣いが嬉しかったし、感謝でした。
最終日、
ホテルで待っていると、空港までのハイエースがやってきた。
空港に迎えに来てくれた人だ。(送迎は同じ添乗員さん)
「エアコンバス」であった出来事を話した。
「同じHISの会社の方に親切にしてもらい、大変助かりました。」
という話をした。
こちらは「ありがとう」が伝えたかったのだ。
そうしたら、送ってくれる添乗員さんは、運転手さんと話して、こう言いました。
「それは、いつもおっさんたちが親切にしているからですよ。」
という。
「えっ」
どこまで、いい人たちなんだ・・・・。
タイ・バンコクに行くと格差社会を目にする。
お金持ちの人、貧乏な人、物乞いの人、みんなが同じ街で暮らしている。
苦しいながらも、みんなが一緒に生活できるのは、宗教的なこともあるかもしれないが、
親切なタイ人の人が多いからではないかと思った。