バンコクの旅 アユタヤへ5
1時間くらいアユタヤを案内してくれると、お母さんは言っていた。
「案内したい所がたくさんあって・・・」
と2時間になってしまった。
おっさん兄弟は、何度も携帯に電話やメールが来るので、
忙しいのに申し訳ないと、帰ることを伝えた。
「帰りはバスですか?鉄道ですか?」
と聞かれたので、
「鉄道です」
と、アユタヤ駅に送って頂いた。
2時、10分前くらいにアユタヤ駅に到着した。
するとお母さんは、チケットを買ってくれるという。
1度は断ったものの、「どうしても」いうので、
「来た時と同じ3等列車でバンコクへ」
と伝えた。
1人20バーツ。2人で40バーツだ。
そういえば、姉宅にホームスティーしている高校生くんは
列車に乗った事が無いといっていた。(クルマで移動)
20バーツ・・・・・・
お母さんが、アユタヤお寺回りの時の1回のお布施が20バーツだった。
エアコンの無い3等列車に乗り込むおっさん兄弟に、おかあさんが
「お金は持っているか?」
とお金の心配をさせてしまった。
「大丈夫ですよ。十分にあります」
と笑顔で答えたが、変な心配をさせてしまったと思いつつ、一緒に列車を待った。
「ここは、エアコンのある2等列車と言えば良かったのかな?」
「でも、チケットを買ってくれるというのに、高い方は言えないし・・・」
といろいろ兄と話をした。
ホームに出ると、1時28分発が30分遅れで来たので、
直ぐにお母さんにお礼を言って列車に飛び乗った。
列車が発車するまで、お母さんは見送ってくれた。
こちらも見えなくなるまで手を振って、感謝の気持ちを伝えた。
勝手にアユタヤ行きます宣言→お母さんに会う→問題なくバンコクに帰る。
バンコクに来た目的の1つをクリア出来て、ホッとしたおっさん兄弟でした。