バンコクの旅 バス物語2
バスに乗って感じるのは、
タイの人たちは、親切な人が多いということだ。
宗教も関係するのかも知れないが、
バスに乗っていて、お坊さん、お年寄り、子供連れがバス停から乗車してくると、
1番近くにいた人が、「どうぞ」と、スッと席を空けるのだ。
スマートに、素早くだ。
もう、身についている習慣なのだろう。
見ていて気持ちが良いし、頭が下がる心境だ。
帰りの飛行機は、遠くに待機していたので、
待合室から、飛行機までバスで移動だった。
ファートクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスと、順に移動のバスに乗り込んで行った。
でも、ファーストクラス、ビジネスクラスは10人ほどしかいなくて、
直ぐにエコノミークラスになったので、同じバスに乗ることになった。
おっさんたちエコノミークラスがいくと、
ちょうど、座る席が満席で、後は立って飛行機まで移動だ。
しばらくして、満員になってそろそろ出発かなあと思っていたころ、
ビジネスクラスで先にバスに乗り込んだ、30歳代前半のスーツ姿のタイ人の男性の前に、
おじいちゃんが乗り込んで来た。
するとタイ人の男性は、
スーツケースをサッと取って、
直ぐに席を空けて、窓際に立ったのだ。
かっこいい・・・・。
良いことは見習わなくては・・・・。と関心したおっさんでした。