バンコクの旅 バス物語
初日にニューロードの渋滞がわかったので、
どうやったら早く渋滞を抜けれるか考えた。
きっと小回りが利くということなら、
バイクタクシー → トゥクトゥク → タクシー → ミニバス → バス
だろう。でも料金の安いということで、ミニバスにした。
料金は赤バスと同じ、7バーツ(21円)くらいだ。
このミニバスでファランポーン中央駅まで行って、その日に行く場所に移動という方法にした。
ところがこのミニバス、すこぶる評判が悪い?
某、地球の歩き方(言っちゃてる)には・・・
「車体はおんぼろ。運転も荒く評判が悪いミニバス」
と書いてある。
確かに、乗ってみたら
ドアは開きっぱなし。走っていても閉まることはない (というか、閉まらないようにロープで固定)
ツギハギだらけの、ガタガタ車内。
騒音も振動も、体中にガンガン伝わってくる。
駄目なところばかりか?と思うがそうでもない。
やっぱり小さいのが良い。
小回りが利くのだ。
ちょっとでも、道路があけば、車を切り込んで、前へ前へなのだ。
バスをミニバスに変えたことで、移動時間が少し短くなった。
あと、ミニバスに乗って、振動や騒音を聞きながら、
一緒に乗っているタイの人々を見たり、
車窓を眺めていると、
昭和の日本もこんな感じだったのかなぁと思ったりした。
それに、何故だか頑張るぞーというハングリーな気持ちになった。
見てろよ!いつか、おっさんもバンコクをマイカーで走り回ってやるぞ!
と闘志が沸いてくるのだ。
おっさんには、元気の源となったのだ。
バンコクにいる間、このミニバスはおっさんたち2人の足となりました。