木梨憲武・ソロモン流
先日の日曜日の夜の番組「ソロモン流」で
今京都「えき」美術館で個展をやっている、木梨憲武さんをやっていた。
面白かった。
今は地位もお金もある木梨さん。
アトリエとは言わないみたいだけど、毎日篭る自分の「居場所」がある。
行きつけの食堂、レストラン、画材店には、自分の作品が置いてあった。
画材店の5階の喫茶から、外を眺めてたら、ピンと来たのか、
持ってた箱の底を開いて、その箱の裏側に都心の絵を30分ほどで書き上げ、
下の画材店で額を買って、喫茶店に飾った。
京都の個展に出す作品造りから、個展開催、当日までを追っていく。
木梨さんは、仕事として絵を描いているわけではないので、「自由だ。」
そこが、良いのだろう。
そのアトリエには3人の子供達がちょくちょく遊びに来るらしく、
子供達から、いろいろヒントを得てるみたいだ。
虹、太陽、手、空、海・・・・
いくつかの作品を紹介していた。
何年か前の絵、今の絵・・・
タッチや、描いているものが変わっている。
そこが、自由に描いているところなのかも知れない。
その時、今しか描けない物がある。
自分のその時感じた物、感じた事を絵にすることはいい事だ。
今から、5年前の絵のタッチで描いてみても意味はない。
今、感じたこと。
今の思いを大切に、絵に描いたら
きっと、楽しい絵が描けるのかな。
テレビを見たら、またまた京都に行きたくなった。
あー、行きたい。