グレートジャーニー
先日、金曜日のテレビ番組「グレートジャーニー」で、
医師でもある探検家、関野さんが日本人の紀元を辿る旅として
ヒマラヤ山脈の南側を通るルートを旅した。
インドからネパールを横切り、ブータンに入った。
そしてインドへ入国するが、治安悪化で帰国。
そこで、ルートを変え、メコン川の起源から海にまでのルートを旅することになった。
中国奥地のメコンの支流の源へ・・・。
氷河から湧き出る1滴1滴の流れを見つける。
そして、カヌーで中国、ラオス、ベトナムまでを自転車、カヌーで下ってきた。
最後は、中国、北朝鮮、韓国を通って、プサンからシーカヤックで対馬まで70キロを渡った。
これが、南方ルートだ。
印象に残ったのは、
中国奥地で、足の病気の少女と出会う。関野さんは何とかしたいとお医者さんつながりから、
中国での、お医者さんから、医療費の手配までをして、4ヵ月後にまた少女のところへ行く。
直ぐに少女に訳を話して、病院に行くつもりが、「医者が来た」と関野さんのところに、
遠くから現地の人々が集まって、4日間の診療をする。
それから、彼女をクルマに乗せて、5日間かけて、都市の病院まで連れていって検査した。
心配だった、骨肉腫ではなく、手術すれば治るとわかり、関野さんはじめ、関係者はホッとした。
少女はそのまま入院して手術、2ヶ月の入院の後、退院した。
良かった。
また、ラオスの子供たちの生き生きした目が凄く良かったし、
メコン川の上流の厳しい自然に圧倒されてしまった。
関野さんの旅はまだまだ続くのだ。
次回が楽しみだ。