写真 | 畑とポストカードと旅と

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前回のブログで、白黒写真を紹介した。


おっさんが3歳くらいの時の写真だ。


プロフィールの白黒写真も、ちょうど同じ子供の頃の実家の写真だ。



まだ学生で実家に居る時は、すぐ上の兄と


「長男の写真はたくさんあるのに、兄弟が多いとだんだんすくなくなるんだよな」


と、父ではなく、母に言ったものだ。



今、手元にある子供のころの写真は2、3枚だ。


子供の頃は、もっとたくさんの写真を見た記憶があるので、


きっと、何人かで写っているのは、


姉が結婚する時や、兄が一人暮らしをする時に持っていったのだろう。





父も、母も、毎日働き続けていた。


おじいちゃん、おばあちゃんのいる大家族を支える大黒柱だった父。


そんな父を、乳のみ子をオンブして、仕事を手伝った母。




最近、おっさんになってわかったことがある。


白黒写真を撮った父の視線が、凄く優しく感じるのだ。


愛情をいっぱい感じる。





父母は健在だ。


写真の枚数より、そのことが、今は1番嬉しいと思う。