ベトナム、その3
片道4キロ。
気温は30度以上。
地図とバックを持ってホテルを出た。
真っ直ぐ歩いたって4キロなのに、曲がりくねっている。
スーパーマーケットや、小さなお店をチェックしながら、マイペースだ。
日本の企業が、幹線道路を建設していたり、ハノイは成長しているんだなと感じたりもした。
広い道路を渡るときは、決して止まってはダメで、とにかく歩くのだ。
クルマやバイクは、人が歩いていくだろう場所を計算して除けていくので、怖くても止まってはダメなのだ。
最初はビビルが、直ぐに慣れた。
公園で休んだり、お店をのぞきながら歩いて行ったら、2時間ほどで旧市街に着いたのだ。

おっさん、ちょっとバテ気味。
でも、ハノイの旧市街に来れて、テンションちょっと上がり元気だった。
とりあえず、暑かったので、ビーチサンダルを買うことにした。
サンダル屋さんがたくさん集まる通りにいって、
とりあえず、近くの日陰に座ってお店の様子を見ながら休んでいた。
西洋人のお客さんが多い。
値段交渉やサンダルの値段を耳を大きくして聞いていたのだ。
地べたに座ってグータラ休んでいたら、狭い通りに「名鉄観光」と書いてある大型バスが入ってきた。
日本のツアーバスだ。
おじいちゃん、おばあちゃんが「おー」って感じで、外を眺めているのが見えた。
旧市街でも、ツアーで来ている日本人に出合ったりしたが、誰も話してはくれなかった。
おっさんはTシャツ、短パン、ビーチサンダルだったので、怪しい日本人に見えたのだろうか。
つづく