スンバワ島、ウルルン
12月9日の「世界ウルルン滞在記」はインドネシア・スンバワ島だった。
以前、他局でも芸人さんが行き、チャレンジした水牛レースだった。
今回行ったのは、スピードワゴンの井戸田潤(35歳?)だ。
スンバワ島の80%が農民だそうだ。島民は助け合い生活しているので、横のつながりが強く、よく村対抗競技などをやって、楽しんでいるようだった。
水牛レースも島民の楽しみの1つだ。農業の暇なときにみんなで集まって競争するらしいが、井戸田が行った時は、既にシーズンオフ。
村の人に会議をしてもらって、商品を出せば開催してくれるという。
1位、テレビ。2位、携帯電話。3位腕時計。
4つの村に呼びかけてもらいレースは行われた。
水牛レースは2頭の水牛を横につなぎ、その間に木で乗る場所を作り、水牛を操りながら、先にある木の棒を倒す競技だった。
井戸田はチャンピオンの家に泊めてもらった。水牛2頭を借りて、レースの練習をした。一生懸命だ。
井戸田、笑いを捨て、真剣に水牛レースに打ち込む。それを、頑張れと一生懸命応援するチャンピオン一家。
井戸田のレースは予選1回目で終わってしまったが、井戸田の本気とチャンピオンの言葉に涙が出た。
「一生懸命やってくれて、ありがとう」
それに、別れの時に言った「地球は、つながっている」に、おっさんはウルウルだ。
番組の中で、水牛の映像がたくさん出てきた。水牛というだけあって「水」が大好きだ。
水の中に使って、人間にブラシをかけてもらってるときの水牛の顔がかわいかった。
井戸田が、昼間農作業を手伝って、夕飯を食べ、みんなで横になったり、話しをしたりしてるときに
「あー、暇だなあ」
といったら
「暇ってなんだ。」
と聞かれたそうで。
スンバワ島では、夕飯が済んだら、みんなでこうやってゴロゴロ過ごすもんだ。
と云われて、井戸田はハァっと思った。
暇という概念がないのだ。
こんな、なんでもない家族の生活が良いんだと。
最近は、おっさんモードなのか、すぐにウルウルしてしまう。一生懸命打ち込む姿に心打ちます。
そして、スピードワゴンが地元愛知出身と初めて知りました。