タルチョ | 畑とポストカードと旅と

タルチョ

行きたい旅先に、「チベット」がある。


今年2月に知り合いが、中国からチベット鉄道でラサまで行った。


もう十数年前に、兄は同じルートを乗り合いバスとヒッチハイクでラサまで行った。


そんな、チベットに憧れている。


チベットの本や映像を見ると、良く見かけるのが「タルチョ」だ。

おっさんはこのタルチョが好きで、「おっさんの輸入雑貨屋さん」の外にも掲げてある。


知り合いの家のタルチョ。

「タルチョ」とは、

悪霊や災難を清め、平和で幸福、健康に恵まれ過ごせるようにという祈願を込め、寺の中央、山頂、峠、家の屋上に掲げている。

旗には、風、速さを象徴する馬、「ルンタ」が描かれており、そのルンタが風に乗って幸せを届けてくれるといわれている。 ( 旗にはチベットの語で、富、健康などに対する願いや、観音菩薩の真言、オム・マニ・ぺメ・フムと描いてあったり、周りに四神、虎、麒麟、鳳凰、龍が描いてある物もある。)

旗は5色で、黄、緑、赤、白、青に決まっており、それぞれ、黄→地、緑→水、赤→火、白→雲、風、青→雲の意味がある。



チベットの人々は、自然を大切にし、自然の中で生きている。そんな感じが凄くする。


ネパールに行った時に、ヒマラヤ山脈の向こうのチベットに興味を持った。

ネパールには、チベット難民のチベットキャンプがたくさんあったし、チベットレストランもたくさんあって、チベットを感じることが出来たのが、チベットに興味を持つきっかけとなった。


いつか、そんなチベットに行ける日が来ればいいなあと思う。