小さいお客さん
何ヶ月ぶりに元気なお客さんがきた。
いつも、お母さん、7歳長女、5歳次女、3歳長男、4人で来店してくれるが、お母さんがずっと仕事を探してて、
「仕事がみつかったんですよ。」
と聞いてから、すぐに働きだして忙しくなり、5ヶ月ぶりくらいにみんなで来てくれた。
「ひさしぶり」っと、女の子2人が入って来た。
遅れて3歳の長男が入ってきた。
レジの壁に3センチくらいのピングーが置いてあるので、いつもは必ず、
「ピングーちょうだい。ピングーちょうだい」
と言うのだけど、今日はいきなり、
「おじさん、坊主」
と、ニコニコしながら指差して、1000円床屋で短くカットした頭を指摘してきた。
( 普段はニット帽をかぶっているのだが、偶然かぶって無かったのだ。)
「ぶっ!!」
笑えた。1本取られた。
そう言ってる3歳の長男も、マルコメ坊主なのだ。(おっさんより、短い!)
この3姉妹弟はお店に来るとニコニコ元気で動きまくり、いつもお母さんに「静かにしなさい」と怒られるのだが、
みんな明るく元気で、お店もパアーと明るくなる感じで、おっさんは好きだなあ。
帰りにチョコバットを1本ずつあげて、
「ありがとう」
と帰って行きました。こちらこそ、「ありがとうございます」。
