トルコ、その2
トルコのツアーは、2つに分けられる。トルコを右回りに回るか、左回りに回るかだ。
今回のツアーは時計回り、つまり右回りだった。
トルコの面積は日本の2倍。
ここを1日平均350キロから400キロ、バスで走り続けて観光するのだ。日本で言うと、東京→大阪→福岡って感じに1日ずつ見ていく感じだ。といっても街は小さいし、ピンポイントで観光なので,
どちらかというと、
「トルコ、バスの車窓の旅」なのだ。
今日は朝から、国内線の飛行機で首都のアンカラに行く。
アンカラは首都にするために造られた静かな街だ。首都になるまでは人口6万人の街だった。
アンカラに着いたが、本当に田舎の街っていう感じだ。ここがトルコの政治の中心なのかという雰囲気だった。

最初に行ったのは、トルコ共和国の創設者で初代大統領のケマル・アタトゥルクの霊廟、「アヌトゥカビル」に行った。
アンカラ全体が見渡せる丘に建っているが、とにかく大きいのだ。広い敷地に悠々と建っている感じだ。ライオンロード、博物館もある。
次に行ったのが、アナトリア文明博物館。
ここは、面白かった。元々貴金属市場を改造して博物館にしたそうだが、ここにある「ヒッタイトの遺物」に興味津々だ。
鹿や牛を型どった粘土の焼き物などがあったが、どこかアンデスやインカに通ずるものを感じたのだ。
風土や食文化に、何か共通点がたくさんあるのだろうと思った。
ここは、凄くたくさんの観光客が訪れていた。
館内は時代ごとに並べられていて、見やすく展示品の数も凄く多くて好きな博物館だ。
バスはここから、70キロほど走りカッパドキア地方に行く。
しばらくはバスからの車窓を楽しむのだ。

バスはキュタフヤ(だと思う)に来た。イズミックタイルの産地だ。
イスタンブールのブルーモスクで見たブルーのタイルなど、ブルーが似合うトルコだが、ここで多くを生産しているようだ。
その工場を見学した。
たくさんの中から、気に入った2枚を買った。(イスタンブールで買うより安いとの事だ)
そしてカッパドキア地方に入った。風景がガラリと変わった。
今日はユルギュップで宿泊だ
つづく