トルコ、その1
今、思うとなんで「トルコ」だったのかな。
エジプトのツアーで会った年配の夫婦の方が、トルコに行った事があると言ったのが、頭のどこかに残ってたのか、
エジプトでピラミッドを見て、世界遺産の素晴らしさに感動して、もっとみたいと、トルコのカッパドキアやパッムカレなんかに興味が沸いたからか・・・・。
おっさんは、またも仕事とお金の様子をみて、いつの間にか調整をして、「トルコ」へ行く準備をしていたのだ。
今回も名古屋発のツアーにした。またも、格安ツアーだ。
「トルコ」と聞いて何を連想するだろう。
アジアとヨーロッパがぶつかった国。
トルコ風呂。
トルコ石、ターコイズ。
飛んで、イスタンブールだ。(若い人は知らないかも。ヒット曲だ)
出発の日。またまた早めに名古屋空港到着。時間に余裕が安心なおっさんなのです。
今回は総勢15名ほど。年配の夫婦がほとんどだった。
名古屋を午後の飛行機で、トルコまで12時間くらいなのだが、時差が-7時間で太陽を追いかけて飛行機は飛ぶので、トルコのイスタンブールに着いたのは、当日の夜だった。
日本にいたら翌日の朝なのに、トルコはまだ夜なのだ。
相変わらず旅行中はテンションが高いので全然眠たくないのだが、
とにかく寝る!!ことにして、ホテルに着いたらすぐに寝た。
イスタンブールは黒海からマルマラ海に通じる、ボスポラス海峡によって2つに分かれている。ここがアジアとヨーロッパの分岐点で、軍事、貿易の重要地点なのだ。
そういう点では、雑貨好きなおっさんには凄く興味を持たせてくれる国だ。
着いた翌日、イスタンブール。
どうやら、新市街のホテルに泊まったようだ。部屋の窓からはガラタ塔、金角湾の向こうにブルーモスクが見える。
ツアーは人任せなので、自分のいる位置を確認しないと、何処にいるのか全くわからなくなってしまい、後で何処行ったのか??状態になってしまうので、気をつけたい。

旧市街のスルタンアフメト地区に行く。
バスを降りたら、目の前に26メートルのオベリスクがあった。エジプトの??のはずがここにあるのか??
これは、昔ローマ皇帝がエジプト、カルナック神殿から持ってきたものだった。
「本物かぁ。」
イスタンブールは歴史が古く、紀元前のギリシャ、メソポタミア、エジプト、ローマといった世界の文明が集まった街であったようだ。

イスタンブールの象徴といわれる、ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャミイ)に行った。

ここは、大きいし美しかった。
ブルーモスクと云われるだけあって、中に入ったが壁のタイルに目を奪われた。

広場に出て、赤いモスク「アヤソフィア」を遠めに見ながら、歩いて「イエレバタン・サルヌジュ」を見に行った。
ここは、4世紀に造られた地下貯水池だ。この旧市街の水瓶になっていたところだ。
中に入ると、湿度が高くてカメラが壊れてしまうんではと心配したが、地下空間はライトアップされ、たくさんの彫刻が神秘的で不思議な雰囲気をしていた。
次は観光の目玉、グランドバザールだ。
ここのバザールは大きく、約4400軒のお店があるらしい。
貴金属、革製品、カーペット、絵皿、楽器、服、民芸品などだ。
高級品が多いが、雑貨好きは何時間でもいられる場所だ。


このあと、路面電車トラムが走る新市街に戻った。
このトラムが走るイスティクラ-ル通りは若者が集まる人気のお店や、庶民の買い物のお店が集まっていて、
ホテルのチェックインまで散策することになった。
八百屋、魚屋などトルコ人の家庭の食材がよくわかった場所だ。
つづく