どんぐり | 畑とポストカードと旅と

どんぐり

秋ですね。


昨日、用事があり兄宅に行った。時間があったので犬の散歩に出掛けた。

夕暮れで薄暗くなった公園に行ってみた。子供たちはもういない。


散歩をしていると、木の下に何かたくさん落ちている。

「なんだろう?」

と拾ってみると、椎の実だった。

子供のころに言う、小さいどんぐりだ。


最近の子供たちはどんぐりを拾わないみたいで、たくさん落ちている。

オー。と1度兄宅に帰り、犬を鎖につなぎ、袋と懐中電灯を持って公園に戻った。


100粒ほど拾って、家に持ち帰り、きれいに洗って乾燥中だ。




毎日朝7時すぎにバイトに行くので、今朝は5時に起きて秘密の場所に行ってきた。

秘密の場所には、クヌギの大木がある。


クヌギの実は大きめのまん丸どんぐりだ。

20粒ほど拾った。粒が大きいのでズッシリと重い。


以前はここに、長細いどんぐりの木があったが、切られてしまった。残念。


クヌギのどんぐりも家に持ち帰りきれいに洗って乾燥中。





子供の頃は、どんぐりをたくさん拾って宝箱って書いたお菓子(まんじゅう)の箱に入れてた。

持ってるだけで幸せな感覚だった。


つまようじを刺してコマを作ったり、縄文時代はどんぐりが主食だったと勉強すると、剥いて茹でてつぶして、

どんぐり団子を作って、みんなで試食。アクが強くて渋くて食べられたもんじゃあなかったけど、縄文時代を体験できたと、子供心に満足感を感じた。


そんなもんなので、どんぐりを見ると、ついつい拾ってしまう。

「トトロ」を見た時、廊下で天井?から落ちてきた「どんぐり」に、さきちゃん、めいちゃん同様にドキドキウキウキした。


秋は冬への近づきだんだんと涼しくなって、ちょっぴり切ない季節だけど、「どんぐり」の秋でもあるから、好きな季節かなあ。


と思う、輸入雑貨屋さんのおっさんでした。