めがね | 畑とポストカードと旅と

めがね

「めがね」を観た。


同じスタッフで製作したという、「かもめ食堂」は観ていないので、頭の中に何もない状態で観ることが出来た。


ある意味、大人な、ゆったり映画だ。不思議な感覚になる所や、何?ってこともあったりするけれど


時間がたつにつれ、違和感無く観ることが出来た。


「たそがれ」て、しまった。


雑貨好きのおっさんの目から見たら、余分なものがはぶかれ、雑貨の1つ1つが存在感たっぷりな映画だった。


与論島で撮影されたみたいだが、それがまた良かった。浜辺にポツンと1軒のカキ氷屋さん。


撮影予算が無かったの?とか思ってしまいそうなセットなのに、余分なものがはぶかれた、良い感じの風景だっ

た。


風通しのいいキッチン、食堂。美味しそうな食事があり、そこにも自然があふれてた。




木、砂、石、犬、猫、畑、雲、太陽、海、空、島、........。


おっさん映画の中の「雑貨」や「自然」に、心奪われてしまった映画でした。