ある地方ヲタの見聞録

ある地方ヲタの見聞録

当地ではひとつの現場が貴重。だから全身全霊で楽しむ。
楽しい思い出を忘れないように、ハロプロの現場に行ったらレポートなど書いてみます。
地元北海道でのライブやイベントを中心に、たまに行く遠征のレポも。

Amebaでブログを始めよう!



その12 「ダブルアンコール、そして℃-uteは伝説になった」



ダブルアンコール

メンバーの姿が見えなくなってステージが暗転すると、もうその瞬間に℃-uteコールが始まった。
その最初から大きな大きな℃-uteコール。
さっきのアンコールとは対照的に、この℃-uteコールはそれこそあっという間に大会場の声が揃った。
ギリギリの精神状態にある℃-uteヲタの魂の叫び。
その凄まじい空気感を全身で感じながら、自分もいよいよ残り少なくなってきたパワーを出し残すことなど決して無いように、それはもう自分の気持ちを全面に押し出して℃-uteコールをしたのでした。
℃-uteへの思い、今それだけが自分の支え。
そして、その思いは無限の力を自分に与えてくれる。

SSAに響き渡ったこのラストコンサートのダブルアンコールは、史上最高の℃-uteコールだったと思う。
自分もその一端を担うことが出来た、それは今でもちょっとした誇りのような思い。

隣りの娘も頑張って大きな声で℃-uteコールしている。気持ち、伝わってきたよ。
アンコールのコールは、隣りの人の声と重なることでどんどん高まっていくものですよね。
隣りが熱く声を出す人だったりすると、自分なんかはもう嬉しくなっちゃって、より一層なおさら熱くなるw
今も、隣りの娘の声と、反対番でコールしている自分の声が繋がって、他でもない自分の娘の声と繋がるのは℃-uteという自分達にとって特別な固有名詞なのですから、これは実に感慨深かったですね・・・
そして、熱くなった!! 声出しって、やっぱり体力よりも気力がモノを言う。この最後の℃-uteコール、自分はだから最後まで全力を貫き通すことが出来た。特別の時間でした。決して忘れない。


そんな自分の眼下に大きく広がっているこの光景。
SSAの大空間に展開する5色のペンライトが混ざり合う光景は、もうあまりにも美しすぎて。
この壮大な光景を一望に収めることが出来るのは、この天空席だけの特権。(これぐらいの特権がないと天空席なんてry
今そのペンライトの動きには、会場の気持ちが強烈に宿っていることがハッキリと見て取れる。
こんなにも美しく、そして儚い光景・・・
巨大会場一面のペンライトが揺れているその光景は、見るだけで心を打たれるものだった。
それは、team℃-uteの思いそのものだったのですから。


いま極限の℃-uteコールをしながら、一方では頭の片隅に今ちょっとした疑問が浮かぶのでした。

ダブルアンコールでは何を歌うんだろう?

僕はダブルアンコールで To Tomorrow を歌って最後を飾るのだろうと思っていたのです。
ところがそれは既に歌ってしまった。
ということで、このあと何を歌うんだろう?
思いを巡らせるわけですが、考えられる曲のうち即座に僕の頭に浮かんだのは「忘れたくない夏」でした。
そして、最初に思い浮かんだその曲は℃-ute屈指の名曲だけに、確信が一気に深まったのでした。
うん、間違いなく「忘れたくない夏」をやるに違いない!!
(前日の飛天で感動のラストとして歌われていたことなど、行ってない自分ですので失念も致し方なしw)

ここで「忘れたくない夏」、か。
そんなの、自分は号泣しちゃうかもしれない・・・

気持ちを強く持て!しっかり!もうこれが最後だぞ!!


ところが、ちょうど5分(ダブアンでこの短さ)で客電が再点灯してかかったイントロ、それはちょっと予想外の曲だったのでした。



35 JUMP

うおおおおおおおお!! JUMPかああああああ!!

予想外ではありましたが、この曲をラストに持ってきたその意味は、もちろん一発で分かりました。
それは、℃-uteにとって記念すべき第1回目となるコンサート、その℃-uteデビュー単独コンサート2007春~始まったよ!キューティーショー~で栄えある1曲目にかかった曲、それがこの曲JUMPだったから。

JUMPで始まって、JUMPで終わることにしたんだ!!

デビュー曲、桜チラリのカップリング曲。
長きに渡って℃-uteコンサートを盛り上げてきた、とても重要な地位にある大切な曲です。
このダブルアンコール、きっとしんみりとした曲が来るんだろう・・・そう身構えていたら、自分の耳に飛び込んできたのはこれ以上ないノリノリのアッパーソングだった。
予想外の展開に完全に意表を衝かれましたが、むしろその分体内の熱がそれはもう一気に爆発したんですね。聴き慣れた軽快なイントロを耳にした瞬間に、全てが解放されるかのように弾かれた体は激しく動き出した。
それはもう、見事なまでの条件反射でした。

(o・ⅴ・)<ダブルアンコールありがとおおお!!
       せーの、JUMP!!

舞ちゃんのその言葉に合わせて会場みんなでジャンプするのが決まり事ですので、一瞬でテンションMAXになっていた自分も盛大にジャンプしました。

♪JUMP!JUMP!JUMP!JUMP!高く!!
♪JUMP!JUMP!JUMP!JUMP!熱く!!

そりゃー全力で飛んだw (膝ぁ!!)
これも最後ですから。

曲中のコール、それが出来るのもさっきのSHINESで最後だと思ってたから、今再び大きなコールが出来ることがそりゃもう嬉しくて。
今度こそ本当に最後だろうと、この曲のコールではそれはもう気持ちが入り込みました。
自分の持てる力を全て出し切り、最後まで全力でやりきることが出来た。そう自信を持って言えます。
それはもちろん℃-uteヲタとして大きな意味を持っていて。
これが最後なんですから。℃-uteのコンサートは。
自分も℃-uteヲタとして全う出来た・・・


10年間、いつだって明るく元気一杯にこの曲を歌ってきた℃-ute。
今このときも、全く同様に。
5人は、今これ以上ないぐらいパワフルだった。
明るく、そして、元気一杯。

今日まで、℃-uteのその姿にどれだけの力を授かってきたことか。

自分の大好きな℃-uteコンサート、その真髄を最後の最後であるこの局面で堪能できたこと。
今そのことが本当に嬉しかった。そして感動の思いで一杯になった。
この雰囲気、一体感、それを生み出す歌声。℃-uteコンサートのこの熱い空気感を絶対に忘れない。


間奏でメインステージからセンターステージへ向かって花道を駆けていく5人。
ちさまいの2人だけは並んで肩を組みながら。
12年間、自分にとって何よりも特別だったこの名コンビ。
背の高さがすっかり逆転して今では舞ちゃんの方がかなーり大きくなった2人の姿に、12年の長き月日が重なるのでした。
間奏のメロディーのなか見たその光景が、自分の胸を大いに刺激してくる。

こんなに元気一杯の曲のなかで、相反するように湧き上がってくる感傷的な想い。

センターステージに並んだ5人は、ぴったりと身を寄せ合い体を揺らしながらサビを歌ってゆく。
その姿に自分の湧き上がる気持ちもピークに達したとき、千聖が叫ぶのです。

リ ・一・リ<みなさん一緒に歌ってください!!

千聖の煽りを受けて、今それはもう感無量の想いで、その合唱を一番の大きな声で歌うのでした。
この大合唱は、それそのものが重要で思い出深いシーンとしてここまで10年に渡り積み上げられて来ました。だから、もう反射的に熱いものがこみ上げるのがいつものことで。
遂に最後となるこの合唱に、いま自分の周りも「全員」が大きな声で加わった。
それは、凄まじい一体感だった。

♪この地球(ほし)にルールがあり だからこそ慈しみ合う
♪悲しみ 微笑(ほほえみ) 未来へ語り伝えたい

SSAに響き渡ったteam℃-ute最後の大合唱。
熱かったなあ・・・
史上最高の大合唱だった。



遂に曲が終わってしまうと、追い出しとしてJUMPのインストがかかる。
メンバーは会場を見渡すと口々に「ありがとー!!」といった感謝の言葉をにこやかに述べながら、センターステージからメインステージへと軽やかな足取りで手を振りながらゆっくりと歩いていく。

その明るい余韻は、いつもの℃-uteコンサートそのもの。
これがラストコンサートだということを一瞬忘れそうになるぐらい、全くもっていつも通りの終わり方。
それを見て自分は、現実感を喪失したかのように、意識がちょっと混乱した。
本当に℃-uteはこれで終わりなのか? 
そんなのウソだよww ℃-uteが終わるわけない。秋ツアーが始まればまた会えるさ・・・


でも、そうじゃないことは、
メンバーが会場に向けて口々に叫んだ次の言葉が、
僕に一発で分からせてくれたのです。

「忘れないでーーーーーーーーー!!」

忘れるもんか!!
忘れるわけがないじゃないか!!

一気に胸を締め付けられる思いとなり、それに伴う焦燥感も強烈に襲ってくる。
対照的に、どこまでも明るい様子のメンバーは笑顔を最後まで切らさなかった。

州´・ v ・)<みんな帰りはうどん食べてくんだぞーーー!!
(会場)<うおおおおおお!!


目まぐるしい展開に、目の前の光景と自分のメンタルにちょっとしたギャップが生じているような感覚。
いま、何かが違う、と思うんだけど、何が違うのか自分でも全く分からない。
そもそも、違うと感じる自分のその感覚すら、実際本当にそう感じてるのかどうか、それすらもよく分からなくなってきた。
何を言ってるのか分からねーと思うが(ry 

そんな自分に対して、このあと5人が見せてくれたこと。
このコンサートがラストコンサートたる時間は、いよいよここからだったとは。

ここから最後の瞬間まで、想像を絶するような展開となるのでした。
時間にしたら、わずか10分。
そのたった10分の時間こそが、℃-uteラストコンサートの頂点とも言える大切な時間でした。
そしてそれは、10分という短さゆえ信じられないぐらいの濃密さだった。
一生忘れることなど無い時間が、いよいよ始まります。



メインステージに戻ると整列する5人。
インストもそこで鳴り止む。
すると、メンバーの様子がちょっと改まった。
察した会場が静寂となるなか、愛理が静かに口を開いた。


州´・ v ・)<・・・みなさんに、もう少しだけ聴いてもらいたい歌声があります。



36 たどり着いた女戦士(アカペラVer.)

愛理の言葉に会場は一瞬どよめいた後、固唾を呑んで5人を見守るのでした。
アイコンタクトを取っているメンバー、タイミングを合わせると揃ってマイクを口許へ。
アカペラのその歌声は、ラストコンサートの最後を飾るに相応しい正に℃-ute自身の生の声だった。

♪時には後悔した
♪嫌で会いたくない時もあったけれど
♪でも月日が私のこと
♪優しく見守って来てくれたし
♪寂しすぎた夜も 一緒に泣いた日も
♪全部ありがとう
♪ここからの景色が眩しすぎて また泣いちゃうじゃない
♪目をつぶり 聞こえてくる心強いエールに 包まれて

静寂のSSAに5人の歌声だけが真っ直ぐに響き渡る。
歌われたその短いフレーズに、℃-uteの全てが詰まっていた。
℃-uteが全霊を込めて歌ったその声は、染み入るなんてもんじゃなかった。・・・あまりにも尊すぎて。
そして、その尊く美しい歌声は、とてもじゃないけど涙無しで聴くことなど出来なかった。
この大切な光景が涙で滲んでしまうのは忸怩たる思いだけれど、もうどうしようもない。涙が止まらない。
歌声が遂に止まったとき、℃-uteの最後の歌声を聞き終えたその瞬間に、「終わった」ことを実感した。
5人の崇高な姿に、ただただ感動の思いで一杯となった。


从・ゥ・从<みなさん、12年間℃-uteを愛し幸せな時間をたくさん下さって、
       本当にありがとうございました!!
       以上、、、、、
(メンバー)<℃-uteでしたーーー!!!!!


最後の℃-uteポーズを決めると、万雷の拍手のなかメンバーが手を繋ぐ。
最後のバンザイ。SSAに大きな大きな声が2回響き渡る。





メインステージのセンターから下手方向へ真っ直ぐに捌けて行くメンバー。

从・ゥ・从<team℃-uteは永遠だよーー!!


捌け口となる下手端の階段の手前まで来たところで、5人は立ち止まり顔を見合わせると再び横並びになった。
会場に向きあった5人。リーダーが人差し指を口元に立てる。
その瞬間、物音ひとつしなくなったSSA。そこに、5人の声が響いた。
マイクを通さないその生の声は、この400レベルまでもしっかりと聞こえました。

「「「「「team℃-ute!愛してるよーーー!!!!!」」」」」

その言葉に弾かれる様に無音から一転して大歓声が渦巻くなか、5人がすぐ横にある階段を下りていく。
最後まで「ありがとう!!」という感謝の言葉を会場に叫びながら捌けて行く5人。
退路のその階段はこちら側を向いているので、捌けて行く5人の顔を最後まで見ることが出来た。
このメインスタンドの人たちは、目の前で視界から消えていく5人に向かって、5人の名前と「ありがとう!!」という言葉を、ただひたすら絶叫していて。もちろん自分も力の限りに5人の名前を叫んだ。

後ろから二人目、舞ちゃんは最後に会場へ向かって大きく手を振った。
そして最後の一人、愛理は深々と一礼してから階段を下りていった。階段を下りながら、会場が視界から消える正にその直前、愛理は最後にもう一度会場を一瞥したのでした。
それらの姿は実に印象的で。スローモーションのようだったそれらシーンをハッキリと憶えてる。

そして、それを最後に、℃-uteの姿は遂に見えなくなってしまった。



メンバーの姿が消えてしまうと、照明が落ちていく。会場も放心したような雰囲気に。
そのとき、ステージのスクリーンに映し出されたのは、現在の時刻、だった。
デジタル時計が示しているその時刻は、PM9:09 その時計の秒数は刻々と進んでいる。

それが意味しているのは、ただひとつ・・・

それを見たとき、全身にトリハダが立ちましたね。
このラストコンサート、3時間を越える大コンサートを秒単位でコントロールしていたっていうのか!!!
周りからも興奮したように驚嘆の声が一斉に飛び交って。「すごくねーか、これ!!」

極限のラストコンサートにあって何があっても冷静に、最後の瞬間に至るまで全てを完璧に遂行した5人。
℃-uteの5人の凄まじいプロフェッショナル魂。もう震えが止まりませんでした。


パーフェクト。


完璧だ・・・
℃-uteは最後となるコンサートを完璧にやり遂げてその幕を下ろしたのです。
これに感動しない人間などいるはずがない。震えが止まらん。


9:09から秒数が刻まれていく。
その様子に、抑えきれない思いが溢れ出したかのように会場中から℃-uteコールが湧き上がり、あっという間にSSAを包み込む大コールになった。
大きな大きな℃-uteコールのなか、突如℃-uteメンバーのアナウンスが入る。

「「「「「℃-uteが、9時10分をお知らせします」」」」」

3秒前からの時報に合わせ、会場も一斉にカウントダウン。
そして、、、


PM9:10


その瞬間。
℃-uteを祝福するかのように大歓声が湧き上がるなかで見つめたモニターのその数字、忘れられない。
胸が一杯になった。





℃-uteのラストコンサートが終わりました。
21:10 ラストコンサート終了。
公演時間は、3時間10分。



エンドテロップ タイムカプセル(Instrumental)

モニターの数字は9:10を表示したまま止まった。
時が止まってしまったかのような雰囲気のなか、会場は暗転していく。
そのとき、このSSAにタイムカプセルのインストのオルゴール音( https://www.youtube.com/watch?v=RV8jxirPOc8 )が静かに鳴り響いてきたのでした。
いまとてつもなく感傷的に聞こえるその音色を耳にした瞬間、右の方にいた舞美さんファンの女性は「うわあああああぁぁぁっっ!!」という号泣とともに顔を覆って泣き崩れてしまった。
隣りの娘も水色のタオルを口に当て「うううう・・・」と声を押し殺している。その頬を大粒の涙がとめどなく伝っているのが見て取れた。
自分ももう万感の思いとなり、こみ上げる涙がこぼれないように天を見上げるのでした。

そのとき、ステージモニターの画面下からテロップがゆっくりと上がってくる。

 ℃-uteのコンサート公演数 357公演
 海外公演数 5公演
 ナルチカ℃-ute公演数 103公演
 アルバムリリース枚数 12枚
 シングル枚数 35枚

それは、正にエンドテロップだった。
タイムカプセルのオルゴール音のなかで見るそのテロップは、今この会場の空気を更にしんみりとせる。
すすり泣く声が、それはもうあちこちから聞こえてきて。
今ひたすら悲しみに包まれているこの場の空気は、しかし次の瞬間からちょっと変わっていくのです。
それは、テロップの内容に若干の変化があったから。

 千聖が泣いた時に下がる口角の角度 20度
 千聖の変顔のレパートリー数 85パターン
 舞美がネタをばらす可能性 87%
 舞美が曲振りを間違えた回数 36回 (最終リハで+1回)

それを見て、涙声で笑い声を上げるみなさん。
延々と続いていくそのテロップを見ながら、あぁこれこそ℃-uteコンサートだと思った。
泣いて、笑って、感動する。それらが見事に並存するのが℃-uteだから。
SSAに充満したこの人間らしい温もりを感じる空気。これこそが℃-uteコンサートの空気。
℃-uteは最後の最後まで℃-uteらしくやり切ってくれた。

様々な事柄が暴露されたテロップ、その内容は実に面白かった。
エンドテロップの全項目はBARKSさんのサイトに載ってました。
https://www.barks.jp/news/?id=1000142964&page=2
(お借りしてこのページの下のほうにも転載させて頂いてます)

会場で見ていて一番ツボに入ったのが、「8×8=の早貴の回答 54」
一斉に上がった「8×8=54てww」の声も併せ、最高に笑ったw やっぱりなっきぃ持ってるな!

そんなテロップの最後に出てきたフレーズに再び胸が一杯になるのでした。


 ℃-uteがteam℃-uteを想っていた日数 4385日

 ℃-uteがteam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち

           無 限 大


タイムカプセルのオルゴールの最後の音に合わせて「 無 限 大 」と一文字ずつ出てきたとき、そのときが全て終わった瞬間でした。それはもう感無量の思いに一杯に包まれた。
と同時に、全てが昇華した自分の胸の内は、信じられないほど穏やかで清々しい気持ちで一杯になっていたのです。

最後がこんな気持ちになるなんて。
今まで全く知らなかった。
それどころか、予想すら出来なかった。
いや、こんなの、、、実際にこのときを迎えないとこの心境を理解できる訳がない。それぐらいのレベル。




エンディング 全部終わった帰り道

エンドテロップが終わり、SSAに凄まじい拍手の音が鳴り響いた。
その音が次第に収まっていくなか、とある曲のイントロがかかったのです。

それがこの曲。全部終わった帰り道
ラストアルバム収録曲であるこの曲は、中身もその曲名通りの歌です。
口語体で語るように歌われていることは、きっと℃-ute自身のそのときを描いているのでしょう。
この曲、いったいどこで使うんだろう?と思っていたのですが、やはりここしか無いだろというこの局面の音源として使ってきた。

ほのぼのとしてどこまでも明るい曲調。
あえて普通の言葉のみを用いることで、まるで女の子の日常のワンシーンを描いたかのように聞こえる歌詞。
その歌詞を、ことさら朗らかに歌うメンバーの歌声。
そこに感傷的な感じは全く無いんですよね。

僕は、アルバムを入手してこの曲を最初に聴いたとき、今ひとつピンと来なかったのです。
ラストコンサートの後その全部終わった帰り道を考えたとき、この曲からは繋がってくるものが全く感じられなかった。
だって、ラストコンサートが終わった直後の帰り道でしょ? そんなの、涙涙で悲しみのどん底だろうよ・・・
その状況で、こんな場違いとすら感じる明るい歌を受け入れられる訳が無い。


それが、、、、

いま実際にSSAで℃-uteラストコンサートのエンディングとしてこの曲を聴いたとき、いま正にこの曲通りの心境だったのです。
℃-uteが歌っているこのほのぼのとした明るさこそ、まさしく今の自分の心中そのままだった!!
信じられますか?

だからそのとき、またまた大いに驚愕させられたんですよね。
この曲を作った人にとって、ここまで想定の範囲内だったのかと。

つんくさんは、℃-uteのことを「全て」分かってるんだ・・・

しみじみと感謝しました。
℃-uteをここまで育ててくれた人は、かくも偉大でした。
そういえば、アンコール以降の曲は、全てつんくさん曲でしたね。
メンバーも、そこに思いを込めたのかなあ。

そんな 全部終わった帰り道 をしみじみと聴くのでした。
メロディに合わせて会場中から万感の手拍子が鳴り響く中、モニターには先程の世界に一枚のフォトグラフが映しだされる。
満面の笑顔の舞美さんが覆い被さって舞ちゃんの顔が隠れてしまった、「完璧じゃないからこそ色褪せない」至高のフォトグラフ。
舞美さんは最後の最後までteam℃-uteを笑顔にしてくれる。
おれたちの女神。矢島舞美。





そんな余韻たっぷりに曲が会場に響いているなか、追い出しのアナウンスも始まる。

「・・・以上を持ちまして、本日の公演は全て終了しました。team℃-uteのみなさま、全部終わった帰り道、おうちに帰るまでが℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ ~Thank you team℃-ute~です。お忘れ物などなさいませんよう(以下略)」

いつもの℃-uteコンサート特有の終了アナウンスに続き、
℃-ute最高!コール。
おつカレーライスコール。
万歳三唱。
このルーチン、この流れもこれが最後かと思うと、そのコールは当然大きい声となるのでした。残ったパワーを全て燃やし尽くすように。そしてSSAの遠いバックヤードまで必ず届けとばかりに・・・

実に賑やかな空気感の中かかっているこの 全部終わった帰り道。
そんな本当に最後の曲もいよいよ終わりへ。


♪うど~ん でも 食べて解散!


ラスト、そのあっけらかんとした歌声で歌われた言葉こそ、今から文字通り「全部終わった帰り道」へと向かうteam℃-uteへのメッセージ。もう見事としかいいようがない。
最後の最後その瞬間まで全てが「完璧」だった・・・



そんな 全部終わった帰り道 が終わったとき、僕は左隣の席だった男性に声をかけるのでした。

「うるさかったかもしれないけどゴメンね。今日はカンベンして」
「いえ、そんな・・・  こちらこそありがとうございました。素晴らしいラストコンサートでした!」

なんかお礼を言われたんですけどw
その言葉を℃-uteに代わって頂いてしまった。何と僭越なことか。
いま彼も興奮冷めやらないのでしょう(おつカレーライスコール凄い声だった)、僕が言った言葉に対し矢継ぎ早に声を返してきてくれたんだけど、彼が最後にかけてくれた言葉は。

「・・・あの、、お疲れ様でした!」

僕が℃-uteヲタであることを知った上で掛けてくれたその言葉。これが結構マジで感激してしまった。
まるで僕の今までの10年間に対して労われたように聞こえてしまったものだから。
他グループヲタさんから掛けられたその言葉は、今この全てが終わったときにおいて、とてつもなく身に染み入ったのでした。


なおもしばらくこの余韻に浸っていたいところですが、すぐさま後片付けに入るのか係員が容赦なく追い出していてw
大会場ならではの溢れかえるような人波の流れに身を任せながら進み外に出ると、もうすっかり夜も更けていた。
そんな夜空の下に出たとき、娘がポツリと言葉を漏らしたのでした。

「これからどうやって生きていこう・・・ ははっw」
「そうだなあ。どうやって生きていくかなあ・・・」

「ま、、、一緒に生きていこうや」
「そだねw」

きっと、そんな自分たちのことを℃-uteは今まで同様にこれからもずっと幸せにしてくれる。解散しても全く変わることなく、これからもずっと。
だって、自分たちの心の中に℃-uteはいつまでも存在し続けるのだから。

こうして最大の思い出の舞台となったさいたまスーパーアリーナを後にすると、2人でうどん屋を求めて歩き出すのでした。
(なお、うどんが食べられそうなところは、それはもう全ての場所が満席で空きなんか全く無かったw)





長かった一日が終わる頃、雨が降り出しました。
℃-uteコンサートと言えば、雨。
最後の日も、その最後にはなりましたが、ちゃんと雨で締めくくったのでした。
そこに込められた龍神様の℃-uteへの思い。
今までずっと℃-uteを見守ってくれた龍神様のその思いは、どのようなものだったのでしょうね。

そんな雨を「優しい雨」と表現したのは佐藤優樹。

「℃-uteさんのコンサートが終わった後に、優しい雨が降ったんですよ」

「“あー、矢島さん、今ホッとしたんだなー”って思って、何かすごい、そこで泣きそうになった」

そうか。
龍神様、きっと大好きな舞美さんの心のうちを察したのでしょう。
そうして降らせた雨は、だから「優しい雨」だったんだ。

今まで数々の伝説を作ってきた℃-uteコンサートと雨。
特別の関係にある両者は、こうして最後までエピソードを残していったのでした。



https://youtu.be/wgpRd7n7EoQ?t=2480
℃-uteラストコンサート(さいたまスーパーアリーナ)【ハロ!ステ#223】
(美しい映像です。9:10そのときのバックステージ映像は何度見ても涙腺が崩壊する)




全て終わりました。

ラストコンサート、完全燃焼できました。

燃え尽きました。真っ白に。
℃-uteのラストコンサートという何よりも大切な時間を、℃-uteヲタとしてしっかりと終わることが出来た。

全てが終わって、そのとき自分でも信じられないほどに心の中は落ち着いていました。
見事なまでに澄みきった心の中には、ただただ清々しい思いだけが広がっていて。
こんな気持ちになったのは、ヲタ史上初めてです。今まで全く経験の無い初めての心境。
これ、終わったばかりの今は感動で興奮してるからだろうな、まだ実感が無いだけなんじゃ・・・

ところが、一晩しっかり寝て翌日になっても、その気持ちは全く変わっていなかった。
それどころか、コンサート終了からどれだけ時間が経とうとも一切変わらなかった。
この文を書いている今に至っても全く変わることが無いし、そしてたぶん今後もずっと変わらない確信もある。

初めてのことゆえ、自分のこの心境が何を意味したものなのか、じっくりと自問自答するのですが、実はその答えは自分ではもうハッキリと分かっていました。
ただ、その気持ちは自分が勝手に思っているだけかもしれない。

そう思っていたときに、それはラストコンサートが終わってから3日が経ったときですが、℃-uteの本当に最後となるブログがアップされました。

http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283798139.html
今まで、ありがとう。(舞美)

間違いなくハロプロ史上最高となる(現在過去未来、全てにおいて)、伝説的なそのブログ。
冒頭からもう溢れ出てくるものが止められなかったのですが、その長文の最初の方で書かれていたその文章こそ、正にいま自分にとって必要な文章そのものだったのです。


‐‐‐‐引用ここから----

でも、さいたまスーパーアリーナ公演が終わった後、
とてつもない幸福感と、清々しさと、やりきった感で、、、

℃-uteのゴールはここで、間違いなかったんだな。って、全部が吹っ切れて、キラキラしたものだけが残ったの

悲しくないよ??
team℃-uteは永遠だし、ずーっと私の心の中にみんなが居てくれるから

‐‐‐‐引用ここまで----


「とてつもない幸福感と、清々しさと、やりきった感で、、、全部が吹っ切れて、キラキラしたものだけが残った」


これです!!
これだったんですよ!!!!!
そう!!全てやりきって「キラキラしたものだけが残っている」んです!!

そのときの自分の心境を、舞美さんが見事に代弁してくれました。
こうして、言い当ててくれた舞美さんには、いっそう尊敬の念が強まることになるのです。
いま舞美さんの言葉は、それによって自分の感じていたことが腑に落ちたと同時に、自分にとって何よりも大切と言えるものを僕に与えてくれたのです。

舞美さんと同じ気持ちで終わることが出来たんだ・・・

℃-uteリーダーがteam℃-uteへ向けて書いた文章によって、それを知ることが出来ました。
℃-uteは最後まで、いやそれ以降もずっとずっとteam℃-uteを幸せな気持ちにさせてくれるのでした。


そして舞美さんが綴ってくれた文章、℃-ute最後となるその言葉を、心して読みました。
本当に、本当に感動しました。
この人は、もはや本物の神なんだと思う。

この人がリーダーで本当に良かった・・・

℃-uteリーダー(すなわち、おれたちのリーダー)が書いたそのブログを読み終わったとき、最後の昇華が終わりました。
その瞬間、自分の℃-ute物語は完結しました。
これ以上などとても望めないぐらいの、最高に素晴らしい形をもって。



解散してしまった℃-ute。
その翌々日にはメンバーがインスタグラムなるものを始めたので、自分もアカウントを新設してみたり。
メンバー達にとってインスタグラムというものとの相性が良かったみたいで、次々と更新されてはアップされる画像の数々を見て、実に心が癒されるのでした。
特に、そこに写っている解散後の5人(5人です)の睦まじい姿。

℃-ute、本当に仲がいいんだな(笑

そんな特別な絆で結ばれた℃-uteメンバー、これからは一人一人別々の道を歩んでいくわけですが、自分にとって特別な存在である彼女たちのことを、僕はいつまでもずっと応援していきます。
自分は一生team℃-uteですから。

そして、
いつか℃-uteが再結成することなどあるのなら、そのときはなるべく早めにお願いします。
あまり時間をかけられると、僕は天国のteam℃-uteになっている可能性がかなーり高いですのでw


この10年、℃-uteは自分の人生そのものでした。

あなたたちに出会えて本当に良かった。
℃-uteのおかげで、平凡な自分がこれ以上ないぐらい心豊かに幸せな日々を送ることができました。
どれほど感謝しても、とてもじゃないけど感謝しきれない。
だから、これからもあなたたちに感謝しつづけます。
何度でも言いますが、自分は一生team℃-uteですので。


℃-ute最高!!!!!誇らしい!!!!!!!!











℃-ute ラストコンサート in さいたまスーパーアリーナ ~Thank you team℃-ute~
セットリスト

MC(つばきファクトリー)
OA1 初恋サンライズ/つばきファクトリー
OA2 残心/こぶしファクトリー
OA3 ピーナッツバタージェリーラブ/カントリー・ガールズ
OA4 Goal~明日はあっちだよ~/Juice=Juice
OA5 愛さえあればなんにもいらない/アンジュルム
OA6 愛の軍団/モーニング娘。'17
MC(モーニング娘。'17)

OP煽り映像
1 The Curtain Rises
2 Kiss me 愛してる
3 The Middle Management~女性中間管理職~
4 都会っ子 純情
MC(自己紹介)
5 わっきゃない(Z)
6 桃色スパークリング
7 大きな愛でもてなして
8 心の叫びを歌にしてみた
MC
9 桜チラリ
10 キャンパスライフ~生まれてきてよかった~
11 君は自転車 私は電車で帰宅
12 Summer Wind
映像(℃-uteヒストリー、BGM:我武者LIFE)
13 EVERYDAY YEAH!片想い
14 私立共学
15 僕らの輝き
16 SHOCK!
映像(2006年SSAでのまっさらブルージーンズ)
17 まっさらブルージーンズ
MC(矢島鈴木→中島岡井萩原)
~中澤裕子・道重さゆみ・和田彩花による送辞
18 人生はSTEP!
19 夢幻クライマックス
20 Crazy 完全な大人
21 FOREVER LOVE
22 涙の色
MC(観客ウェーブ)
23 アダムとイブのジレンマ
24 悲しきヘブン
25 嵐を起こすんだ Exciting Fight!
26 情熱エクスタシー
MC(コール&レスポンス)
27 超WONDERFUL!
28 Danceでバコーン!
29 世界一HAPPYな女の子
30 アイアンハート
31 ファイナルスコール
アンコール
32 Singing~あの頃のように~
MC(最後の挨拶)
33 SHINES
34 To Tomorrow
Wアンコール
35 JUMP
36 たどり着いた女戦士(アカペラVer.)
エンドテロップ タイムカプセル(Instrumental)
エンディング 全部終わった帰り道




エンドテロップ

℃-uteのコンサート公演数 357公演
海外公演数 5公演
ナルチカ℃-ute公演数 103公演
アルバムリリース枚数 12枚
シングル枚数 35枚

千聖が泣いた時に下がる口角の角度 20度
千聖の変顔のレパートリー数 85パターン
舞美がネタをばらす可能性 87%
舞美が曲振りを間違えた回数 36回
(最終リハで+1回)
メンバーに「舞ちゃんから選んでいいよ」って言ってもらえる確率 100%
早貴がガチでマネージャーさんにキレた回数 3回
千聖が袖でスタンバイする時間 5秒前
早貴がダイビングで潜った水深 15m
舞美がダイビングで潜った水深 30m
舞が足をくじいた回数→ 膨大
愛理がフガフガした回数→ 膨大
舞美がものを壊した回数→ 膨大
千聖が充電器を借りた回数→ 膨大
早貴が大事なところで噛んだ回数→ 膨大
愛理が必ずお腹空く時間 17:30
千聖が変顔講座した回数 3回
早貴が開演前、準備終わって暇してる時間 10分
舞美が朝ごはんに食べるおにぎりの数 3つ
舞がグレてた年数→ 3年
舞美が衣装のヒールを折った回数→ 6回
早貴が終演後1番に着替え終わる確率 100%
愛理が前髪を固めるスプレーの噴霧時間 20秒
℃-uteみんなで映画を見た回数 1回
℃-uteみんなでお風呂に入った回数 2回
ライブ中、舞美の汗が他のメンバーにかかる確率 70%
12年間で舞が伸びた身長→ 30cm
千聖と舞が先生を怒らせて本番に出れなかった回数 1回
愛理が朝からテンション高い確率 90%
早貴が朝からテンション高い確率 2%
千聖と舞が舞美のご飯に砂糖をかけた回数 3回
それに舞美が気づいた回数 0回
早貴の唇の太さ 2cm
愛理の太もも回り 42cm
舞のウエスト 56cm
舞美の手の大きさ 18,5cm
千聖の顔の直径
『モデルとたいして変わねんじゃね?』by 千聖
舞の靴のサイズ 22~23cm
千聖の靴のサイズ 23,5cm
愛理の靴のサイズ 23,5~24cm
舞美の靴のサイズ 25cm
早貴の靴のサイズ 23,5~24cm
矢島舞美が降らせた雨量 ざっくり20000mm
メンバー同士の趣味が伝染する確率 97%
わんこそばの最高記録
愛理 111杯
千聖 100杯
舞  100杯
早貴 75杯
舞美 136杯
愛理のボーリングの最高スコア 58
8×8=の早貴の回答 54
千聖がダイエットで落とした最高体重 11kg
舞美がものを壊して弁償した金額 0円
舞が生まれたときの体重 2306g
愛理が生まれたときの体重 4000g

℃-uteがteam℃-uteとギネスの記録を作った回数 1回

℃-uteがteam℃-uteを想っていた日数 4385日


℃-uteがteam℃-uteに“ありがとう!”という気持ち

          無 限 大




http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283398615.html
中 ありがとう
http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283440838.html
2017.6.12♡°C-ute岡井千聖
http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283504896.html
♡ありがとうteam℃-ute(あいり)
http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283678937.html
本当にありがとう。°C-ute萩原舞
http://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283798139.html
今まで、ありがとう。(舞美)




https://www.barks.jp/news/?id=1000142964
℃-ute、さいたまスーパーアリーナで見せた有終の美。「team℃-ute愛してるよ!」
https://www.barks.jp/news/?id=1000142964&page=2
(アンコールでのメンバー最後の挨拶とエンドテロップの詳細)

http://natalie.mu/music/news/236517
℃-ute、4385日におよんだteam℃-uteとの歴史に幕

http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52285/2
℃-ute 涙と笑顔と愛に溢れた4385日“ありがとう!”―――アイドルシーン全体の分岐点となった夜 100%レポート公開









℃-uteラストコンサートについて書いた以上を持ちまして、このブログはここでひとつの区切りとさせていただきます。
僕に幸せな時間をくれた℃-uteそして今までの全てのハロプロメンバーに、心からの感謝を捧げます。
ハロプロ現場には、書き残したい!と思うほどの感動が必ずあったから、その思いだけで今回まで138回(!)にも渡ってレポと称するものを書いてくることが出来ました。
そんな当ブログを読んで下さった全ての方にも感謝です。重ねてありがとうございました。

2017年9月10日 PM9:10
℃-uteへの限りない感謝とともに。