松阪駅から車で20分の場所にあるお店。
北川氏は調理師専門学校を卒業後10店以上の店で修業を重ねられたそう。
2015年、故郷・松阪市郊外にある古民家で1日1組限定の完全予約制の同店をオープン。
香港でいう、料理人のプライベートキッチンを意味する私房菜スタイルのお店は日本でも珍しい。
1日1組限定ということもあり超予約困難店で普通に予約が取れても2年先まで埋まっている。
所要時間3時間。訪問時食べログ4.28(BRONZE、中華百名店)
ちなみに電車の時間に間に合うようにするには到着時に何時までに出たいとの相談が必要。
庭も美しい。にしても遠いな。
庭に入れないので写真を撮るのが難しい。
飴がけしたくるみと甘辛のカシューナッツ
前菜が出てくるまでのつまみ。全体を通して食べていてもいい。
季節野菜の彩り前菜
右から蓮根揚げ/ジャガイモとんぶり山椒/人参キヌア甘酢ラー油/なばな湯葉巻き/うなぎ干し椎茸
上の左から豚肉しゃぶしゃぶスナップエンドウ/錦爽どりの蒸し鶏/ズワイガニとアスパラガスのサラダ出汁ゼリー
前菜の種類は多いが一口サイズで提供されるのが嬉しい。どれも中華っぽくて美味しいがジャガイモ麺が好み。
メインの松阪牛フィレ肉
日によって豚の日やリクエストに応じて鴨の日もあるそう。
平貝と空豆の炒め
シンプルな美味しさ。
伊勢海老の香り蒸し
エシャロットソース アレッタ(野菜)の蒸し 伊勢海老の足の身
カリフラワーと毛蟹と帆立貝の春巻き
中身
ふかひれの干貝柱煮込み 雲丹・大根添え
白湯スープベース オイスターソース 塩 水 嬉野大根 羅臼の塩水うに
シンプルに非常に美味しかった1品。ふかひれの中でもトップレベルの美味しさ。
松阪牛フィレ肉の四川山椒焼き 三年熟成たまり醤油のソース
これまた美味しい。松坂牛のポテンシャルなのか焼き方なのか、とにかく美味しい。
あおさの麺
麺は3種類から選択。担々麺又はあおさの麺又は麻辣麺。3つオーダーも可能。
優しい味わいでかなり食べやすい。〆にちょうどいい。
杏仁豆腐 いちご 甘夏のシロップ 抹茶カスタードの入った白玉団子
ワンオペということで提供はゆっくりで最後はバタバタ。
東京方面はまだしも関西方面に帰るにはゆっくりできない可能性が高い。
料理は優しい印象で京都のにしぶち飯店のような印象。好きな人はとっても好きそうだな。
1組限定なのでリラックスして食事に臨めるのも嬉しいポイント。というか人選ミスったら少し地獄かも。
文句なしに美味しく35000円/人。ワイン飲んだら40000円超えるなー。
中華にしてはリーズナブルだがアクセス等を考えると他にもこの辺での用事が欲しい。
長時間一緒にいても話飽きない相手か無言でも心地よく過ごせる相手との訪問がおすすめ。