第52回を迎えるグラミー賞授賞式が、現地時間1月31日(日本時間2月1日)、ロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催された。 最多10部門にノミネートされ注目を集めていたビヨンセが、最優秀楽曲賞を含む6部門で見事受賞を果たした。ビヨンセに続き8部門にノミネートされていたカントリー歌手テイラー・スウィフトは、「フィアレス」で最優秀アルバム賞を獲得。最優秀レコード賞を米ロックバンド、キングス・オブ・レオンの「ユーズ・サムバディ」が受賞した。最優秀新人賞にはカントリーグループのザック・ブラウン・バンドが選ばれた。 また、これまでの功績を称え故マイケル・ジャクソンに功労賞が授与され、ゲストスターたちによる盛大なトリビュートパフォーマンスが行われた。ステージではマイケルが「THIS IS IT」ツアーで披露する予定だった「アース・ソング」の未公開映像が、グラミー賞史上初となる3D映像で放映された。

追想米澤 穂信/著「追想五断章」を読み終えた。
内容
叔父の古本屋でバイトをしている芳光の元に、北里可南子という女性から「父の書いた小説を探して欲しい」との依頼が舞い込む。父・北里参吾の遺した小説は全部で五つあり、同人誌などに発表されたらしいが、詳細は不明。共通しているのは、どれも結末があいまいな「リドルストーリー」であること。そして可南子自身が、その5編の結末を持っているという。小説が載っていた雑誌や父の関係先などから小説が一つ一つ見つかっていくが、調査を進めるうちに、参吾が当事者となった事件「アントワープの銃声」の姿が浮かび上がってくる......。

『追想五断章』は、長編小説の中に、北里参吾の遺したリドルストーリーの本編が挿入されている構成になっている。そしてバックにある事件の全体像は少しずつ明かされ、同時に、着実に暗い影を落とすことになる。
可南子が持っている「結末」は、どれもたったの一行。その一行で、見事に落としどころを加えている。しかもここにはもう一つ、大きなサプライズが待ち受けていた。その結果待ち受けている真実は、予想を遙に上回るほどの苦々しさと重みがあった。

本屋大賞2010年の候補作が決まった。以下、載せてみた。『1Q84』著/村上春樹 (新潮社) 『神様のカルテ』著/夏川草介 (小学館) 『神去なあなあ日常』著/三浦しをん (徳間書店) 『植物図鑑』著/有川浩 (角川書店) 『新参者』著/東野圭吾 (講談社) 『天地明察』著/冲方丁 (角川書店) 『猫を抱いて象と泳ぐ』著/小川洋子 (文藝春秋) 『船に乗れ!』著/藤谷治 (ジャイブ) 『ヘヴン』著/川上未映子 (講談社) 『横道世之介』著/吉田修一 (毎日新聞社)