こんにちは Finetex@Kです。

今回はカーテンのウェーブをきれいに出す形態安定加工について書きます。

形態安定加工とは蒸気や熱を仕上がった(縫製済み)カーテンにかけることです。

蒸気や熱を使う為、麻綿など伸縮性がある生地が伸び縮みするため出来ません。

ポリエステ100%の生地であれば加工可能です。

保ちは形態安定加工だと洗濯を5、6回程されると徐々に取れていきます。

形状記憶加工だと洗濯によって取れることはありません。

乾燥機などにかけると取れてはしまいますが…アセアセ

各メーカーによって名称が違うのでオーダーカーテンを購入された事がある人でも

『名称が違うのでは?』と思うかもしれません。

その為、参考程度にみて下さい。

例えば...

当店…形態安定加工、形状記憶

サンゲツ…ライトプリーツ加工、パーマメントプリーツ加工

リリカラ…形態安定加工、形状記憶

シンコール…形態安定ライトウェーブ加工、形状記憶ウェーブ加工

アスワン…スタイリッシュウェーブ、リウェーブ

当店とリリカラが同じ名称になっています。

 

形態安定加工がかかっていないものとかかっているものを比較してみましょう。

 

(形態安定加工なし)

(形態安定加工あり)

 

見た目が全然違うのがお分かりでしょうか。

加工をしている方がウェーブがきれいになります。

また写真にはありませんが、カーテンを開けてたたんでいる部分(たたみ代)も

きれいにおさまります。

特に、遮光カーテンなど生地が固いものは生地が暴れる為

リビングや間仕切りカーテンとして使う場合は特におすすめです。

また、遮光カーテンではない柔らかい生地だと加工をかけなくても

きれいにウェーブが出るカーテン生地もあります。

生地によって使い分けてみてはいかがでしょうか。

 

次回は形状記憶加工についてお話し致します。