今日、ゆめモール西条のテナントの博多ラーメン店で昼食を取りました。

 

 

美味しいだけでなく店員さんが元気よく挨拶していることが印象に残りました。

 

ふと思いましたが、元気に働く仕事というものは、その人の健康につながるのではないでしょうか。

 

そして、大規模ラーメン店の特徴は、従業員の多さです。今日僕が店内を見渡すと、7人か8人の人がいました。恐らくこの店では、全従業員は30人ぐらいいるのではないでしょうか。

 

ラーメン店が増えることで雇用が増え、また働く人は健康になる。(まだ断言はできませんが)これは、地域活性化に貢献するかも?と思いました。

 

「店長以外はパートやアルバイトでしょ?」と言われるかもしれません。 …主婦さんが働くことで、家の家計を助けます。また、一家の長が農家や絵画家をしながらパートやアルバイトをして副業収入にする、という生き方もあります(僕はその実例の人を知っています)。

 

さて、こういう反論もあるでしょう。「ラーメン店が増えて人々がラーメンをたくさん食べるようになったら、塩分摂取量が増えて健康に悪いでしょ?」

 

そこで僕は総務省のデータを調べました。令和2~4年の2人以上世帯の年間支出金額のうち、外食で中華そばを食べた支出の、都道府県庁所在都市・政令指定都市ランキングです。

 

全国平均 5891円

 

1 山形市  13096円

2 新潟市  12562円

3 仙台市   9775円

4 宇都宮市  9717円

5 青森市   9501円

6 秋田市   8835円

7 福島市   8251円

8 金沢市   8088円

9 長野市   7637円

10 盛岡市  7479円

<番外>

  広島市   5493円

  ラーメンが名高い福岡市   5410円

  同じくラーメンが名高い徳島市   5171円

 

そして続いて、この13都市の令和2年平均寿命(総務省より)です。

 

全国平均 男性81.5歳 女性87.6歳

 

山形市    82.5歳   87.9歳

新潟市    81.6歳   87.7歳

仙台市    82.4歳   88.1歳

宇都宮市   81.7歳   87.4歳

青森市    79.9歳   86.2歳

秋田市    81.2歳   87.5歳

福島市    81.6歳   87.4歳

金沢市    82.2歳   88.1歳

長野市    83.1歳   88.3歳

盛岡市    81.3歳   87.4歳

広島市    82.5歳   88.4歳

福岡市    81.7歳   87.9歳

徳島市    81.6歳   87.7歳

 

…ラーメンをよく食べる上位10都市が全て北日本なのは気になりますが、これを見る限り、ラーメンを食べる量と健康への影響には、相関関係は無いかと考えます。

 

では、「健康長寿」との相関関係はどうか?「健康寿命」の概念は恐らく自治体によって異なると思いますのでちょっと調べづらいですが、前述の通りラーメン(=中華そば)外食消費量が日本平均の2倍以上である山形市は、2023年に厚生労働省とスポーツ庁による「健康寿命をのばそう!アワード」の「生活習慣病予防分野」の厚労大臣最優秀賞になっています。

 

「ラーメン店と地域活性化」。まだ断言はできませんが、検証する価値はあると思います。