前半、けっこう歩いたつもりでも、実は全行程の二割も歩いてない。
ここからがまさに地獄のダイヤモンドトレイル。
そんなことも知らず、ルンルン気分で歩いてました。
前半の最後の写真。
ここが葛城山に向かう登山道の入り口。
何か、いかにも登山道って感じで、歩きやすそうな道。
前を歩く人たちも軽快な足どり。
少しずつ登りが急になって来てます。
それでも、落ち葉を踏みしめながらの楽しい歩み。
ホンマに良い感じ。
坂を登り切るとこんな池?を発見。
溜池?
青空が水面に映えてます。
この道は「近畿自然歩道」のようです。
たしかにしっかりと整備されてます。
案内板、ちょっと読みにくいけど、右側の平石峠の方に向かって歩きます。
チャレンジ登山大会の案内板も。
ダイヤモンドトレイルって石標もあります。
このまま歩けば、葛城山!
と思いきや、少しづつ道が険しくなって来てます。
前を歩いてる人たちが少しづつ遅れて来て、とうとう追いつきました。
皆さん、ストックを持って歩いてます。
ついについに、やって来ました。
鬼のような登り。下から見ると見上げるような高さの登り坂。
どこまで続いてるのかもわからない長い登り坂。
トレイルランの方もゆっくりと登ってます。
私もめげそうな気持ちを無理やり鼓舞して一歩一歩、ゆっくりと登ります。
登り切るまでは上を見ないようにして、とにかく足を一歩ずつ出して行きます。
キリのない登り坂、ホンマにきつかった。
急な鬼のような登り坂を登り切ると皆さん、ひと休み。
ホンマにきつかった。
でも、この写真、よく見てください。
またまた、登り坂です。
いったい、どこまで登れば終わりが来るのか、わからないなか、こんな登り坂をひたすら登ります。
平石峠に到着。
この峠は以前に奈良側から西に大阪に向かって歩いたことがあります。
その時は、葛城市の岩城駅から平石峠を越えて、河内飛鳥の太子町まで歩きました。
その時の平石越えもけっこうキツかった記憶がありますが、今回の葛城山系の稜線を南北に歩くダイヤモンドトレイルは、それと比較にならないくらいのキツイアップダウン。
(と、言ってもほとんどアップです)
平井峠でひと休みし、気を引き締めてまたまたキツい登り坂を登り始めます。
皆さん、足どりは重そう。
ちなみに右の道を真っ直ぐ歩くと、太子町に向かいます。ここからはほとんど下りです。
この平石峠で、リタイアして、太子町に向かおうかと悪魔が囁きましたが、周りの誰もリタイアしそうにないので、泣く泣くダイヤモンドトレイルの方に向かいました。
この急な登り坂もなんとか登り切りました。
平石時峠から、それほど歩いてないのに、ほとんどの方が、休憩。
私ももちろん、ひと休み。
この道標でわかるように、平石峠からわずか700mしか歩いてません。
でも、キツかった。
見にくいですが、このまま道標によると葛城山まで残り6.1キロ。
ちなみにスタート地点からここまで歩いた距離は約5.8キロ。
まだ、全行程の半分以下!!
エライことです。
久しぶりの下り坂。
ちょっと元気が回復。
やっぱり下り坂は楽です。
でも、ちょっと歩くと、またまたこんな登り坂。
写真で見るよりもキツイ登り坂。
どこまでも果てしなく続く感じ。
少しずつ人の姿が少なくなって来てます。
皆さん、途中で休憩しながら、ホンマにゆっくりと歩いてます。
私もこの辺りから、とうとう足が上がらなくなって来てます。
このステップのわずかな段差に足が上がらない。
数歩、歩いては休憩の繰り返しで、ホンマに少しづつ登って行きます。
この登り坂もなんとか根性で登り切りました。
またまた、皆さん、休憩。
トレイルランの人もけっこうキツそう。
案内板を発見!
葛城山は下の方向です。
スタートした二上山は右上。
そして、左は太子町へと下るエスケープルート。
今回のチャレンジ登山大会の案内によると、この辺りが最後のエスケープルート。
これを過ぎると葛城山まで行かないと山を降りられないよう。
ちょっと心が揺れて来ました。
皆さん、ホンマにキツそう。
一緒に歩いてた人がだいぶ減ってます。
ちなみにこの辺りで朝の10時頃。
葛城山までに12時までに着かないとゴールは閉鎖とか。
あと2時間で到着はまず無理。
まだ、6キロ近くの登り坂が待ってます。
この場所は岩橋山というらしいです。
なんか、小さな山がたくさんあります。
たくさん登り、ちょっと下る。
この繰り返し。
岩橋山からまたまた登り。
こんな小さなステップがホンマにキツくなって来てます。
ステップではなく、横の坂を登ります。
この方が足を持ち上げる高さが少なくて済むので。
登り坂から下りになり、降り切ると、峠に到着。
岩橋峠というらしい。
ここがホンマに最後のエスケープルート。
この案内板に沿って登って行くのがダイヤモンドトレイルルート。
右側に歩くと薬師寺2キロで麓の平石の集落。
悪魔がまた囁き出します。
前を歩く人が葛城山に向かって急な登り坂を歩き始めます。
私もその後をついて行こうとしましたが、坂道を上がれない。
足が前に進まない。
ホンマにもう登れなくなってしまいました。
この道を下ればエスケープルート。
道は下りです。
決断の時です。
ということで、この岩橋峠でリタイヤ。
この案内板まででダイヤモンドトレイルから離脱。
ホンマにホンマにきつかったです。
足が上がらないなんて初めてかも?
悔しいですがリタイア。
うーむ、自分の体力と運動能力を過信し過ぎました。
この中途半端なところで今回の「大阪府チャレンジ登山大会」の私の挑戦は終わり。























