先日、赤坂ACTシアターでミュージカル『ロミオ&ジュリエット』を観劇してきました。


誰もが知ってるシェイクスピアの原作を小池修一郎氏の演出で2011年から上演されている。
毎回、これからの演劇界での活躍が期待される若手役者が多く出演することでも話題。
今回もWキャストでこの日のキャストはこちら。

本日1/16(月)は18:30公演です。ダブルキャストメンバー #大野拓朗 #木下晴香 #矢崎広 #小野賢章 #広瀬友祐 #宮尾俊太郎 (Kバレエ カンパニー) の初日です。17:30より当日券を劇場窓口で販売致します。販売席種、枚数は窓口にてお問合せください。 #ロミジュリ 
(公式Twitterより)

正直に言えば乃木坂46ファンである私は生田絵梨花さんがジュリエットを演じる回が観たかったのだけど、スケジュールの都合でこの日しか合わず。
失礼ながらロミオ役の大野拓朗さん、ジュリエット役の木下晴香さんのことは存じ上げなかったけど、とても観たい作品だったので楽しみだった。

作品のストーリーは誰もが知ってる話だが、小池演出で新しい『ロミオ&ジュリエット』が作られていた。
新しい表現を加えることはミュージカルファンや原作の世界観を大切にしている人からは敬遠される可能性も高い。
しかし、今まであらゆる人が何度も演じてきた作品であり、まだ荒削りながら勢いのある若手役者が演じる以上、新しいことに挑戦することは必要である。
そう言った意味で今回の『ロミオ&ジュリエット』はとても素晴らしいものだった。

ミュージカル経験の多いベテラン役者さん方がしっかりと土台を固め、メインキャストを演じる若い役者はぶつかるように演じる。

特にジュリエット役の木下晴香さんが素晴らしかった。
カーテンコールで話されてたけどまだ高校生らしい。
ネットで少し観たけど歌番組か何かで注目された子らしく、まだ未知数な女優。
ただ、彼女はこれから確実に階段を登っていくと思う。
日本のミュージカル界を代表する役者になるのではないか。

もちろんミュージカル自体も良くてとても素敵な観劇体験ができたと同時に、新たなスターの誕生を目撃できた瞬間。
これからも繋ぎ続いていく作品を観れて良かった。