京王線と多摩都市モノレールの多摩動物公園駅からほど近いところに、昭和の雰囲気が漂うベタな名前のカレーハウスがある。実際に昭和時代に開業したお店で、もう30~40年になる。

 

カウンター席のみで、厨房もサーヴもシブいイカした手際の良いマスターのワンオペ。

 

たまたまこちら方面に用事があり、2022年10月27日(木)、ランチ・タイムに訪問。

 

 

 

一応、CURRY HOUSE を謳ってはいるが、このお店の面白いところはメニューを見ると何となく分かる。

 

メニューにはスパゲッティがあり、スカンピパンナとかプロシュートパンナの文字が躍る。この手のお店だとナポリタンとか明太子など、日本人向けのメニューに走っても不思議はないが、まさかここで「スカンピ」「プロシュート」というワードを見ることになろうとは。

 

そしてアラカルトにも美味しそうな料理名が並び、今度はフリカッセの文字が。ご本人に確認はしていないがもしかするとマスターはイタリアンやフレンチの経験があるのかも知れない。

 

魅力的なアイテムに後ろ髪を引かれながらも、やはり初志貫徹でカレーをオーダーする。

 

基本のソースはブイヨンを取り、オリジナルでブレンドした20種ほどのスパイスを加えているという。お客さんは、具材をチョイスするだけ。具材の選択肢も色々あっていいね。

 

で、まずはベイクト・ポテト。欧風カレー店だとベイクトじゃなくてボイルドかスティームドが付いてくるところが多いけど、ユニークで良いな。

 

野菜サラダ。新鮮な野菜が使われていて美味しい。

 

そしてメインのビーフカレー。ビーフは柔らかく、ソースはあまりボッタリとしてはいなく、どちらかというとサラサラ寄りで、しっかりとした心地良い酸味もある。

 

ライスを含めた全景画像もご査収くださいまし。

 

さらに、ビーフカレーライスに掛けてみた図もご査収くださいまし。

 

以前にアド街に取り上げられた時は一時的にちょっと混んだらしいが、動物園に来た家族連れには向かないし、近隣の大学の学生は学食で済ましちゃうし、騒がしいカレーマニアみたいな人たちが荒らしに来るような場所でもないし、落ち着いてのんびり安心して食事できるのが嬉しいね。

 

またこちら方面に用事があったら、今度はカレー以外の洋食メニューにも是非トライしてみたいですな。

 

ごちそうさま。