第8期カレー大学院 スパイス学実習です | カレー大學(カレー大学)のブログ

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こんにちは!

 

カレー大學事務局です。

 

さて、カレー大学院も第5回、折り返しに入り

中盤のピーク、スパイス学の講義が行われましたニコニコ

 

毎度お世話になっている、井上スパイス工業さんまで

暑い最中ではありますが足を運んでいただきましたDASH!

 

今回は一番遠い大阪豊中からご参加いただいている中村さんがリポートです。

中村さんは現在はまったく食とは関係のない技術系のお仕事に就かれていらっしゃいますが、独学でどっぷりカレーにハマっている方で奥様とのなれそめもカレーだとかデレデレ

カレーで人生豊かにエンジョイしていらっしゃる中村さんの、レポートです。

 

    ダウン     ダウン     ダウン

 

2023年8月19日に開催されました第8期カレー大学院、第5回「スパイス学 応用研究」講座について報告させていただきます。

 

今回は第一回以来久し振りに、直接皆さんと顔を合わせての講義でしたので前々から楽しみにしていました。

会場は、埼玉県上尾市にある井上スパイス工業様(JR上尾駅から車で約15分)で、第一部・第二部の「スパイス学 応用研究」の講義は井上社長に行っていただきました。

事前に13種類の主要スパイスについて、基本データ・特徴・歴史・エピソード・調理法・注意点などを院生で分担して調べ、表にまとめることで事前学習をして臨みました。

 

講義では、スパイスの実物を用意していただいていて、観たり、匂いを嗅いだり、つぶしたり、時には噛んでみたりとさまざまな体験ができました。

また、日本ではあまり見ることはできないスパイスの栽培状況(花や実がなっているところなど)の貴重な写真もみることができました。

井上社長はスパイスを自分で育ててみようとチャレンジをされており(決して成功ばかりではないそうですが)、その経験からくるお話はとても深く、珍しいもので、事前に調べてある程度の知識を持っていたつもりの我々院生も、夢中で聞き入っておりました。

院生からの質問や井上学長からの補足などで話が尽きず、時間が足りなかったですね。。。

 

第三部は「ライティングトレーニング」で、こちらは井上学長による講義でした。

有名カレー店のカレーについて100字と300字にまとめて、読者が興味を持ち、店舗に行きたくなるようなものを書け、という課題を事前にした上で臨んでいます。

 

「おいしい」という言葉にも、「うまい」「美味」「いける」「ほっぺたが落ちる」など多くの類語・縁語があり、一番読者に訴えられる言葉の選択が大事であるとのこと。

また、限られた字数の中でいかにわかりやすく伝えるべきことを表現できるかが重要であると学びました。

実際、院生が100字と300字でまとめたものは、味について書き過ぎで他の情報が弱かったり、逆に店舗情報が詳し過ぎてカレーについて書ききれなかったりととても苦労していたので、今回の講座で学んだことはとても身に沁みました。

講義の後は、併設されているレストランでカレーランチです。

雑談や卒業研究の相談などをしながら、2種盛カレーを美味しくいただきました!(←ライティングトレーニングが活かせてない??)

ただ、辛いのが苦手な方はトッピングの青唐辛子にはご注意を。

私は辛いのが大好きなので大喜びでしたが、かなりの辛さで、汗が止まらなくなりますよー

最後にハーブガーデンを見学し終了となりました。

次回第6回は「調理学」講座で調理実習があります。

今回の院生には実際に店舗でカレーを出している方が2名おり、プロの技を見ることができるのがとても楽しみです!

 

以上