一度くらいはそう言っている人を見かけたことがあると思う
映画や小説、マンガ、ゲーム…
いろんな場所で似た台詞を聞いた覚えがある
酔っ払って恋愛観語り出す連中もよく言っている気がする
これだけ多く語られていながら
ヒトが恋をするために生まれてきた科学的根拠を提示できた人はひとりもいないだろう
生物学的にはヒトは種の保存を目的としているわけだから
種の保存 > 生殖活動 > 恋愛感情
とつながっているようにも思えるのだが
恋愛感情がなくても次世代を産むことが可能なのは否定しようがない
各作品や酔っ払いもここに苦労しているようで
陳腐なものから素敵なものまで
実に様々な独自の根拠をひっさげて語っている
が…
その仮説に心うたれて「そうであって欲しい」と思いたくなる説ならありこそすれ
万人に「そうである」と納得させるほどのものは未だお目にかかったことがない
要するに
残念ながらやっぱり
「人間は恋をするために生まれてきた」
は科学的には証明できていない命題のようである
このように人間にとって非常に不確かな『恋心』であるが、逆に
「恋って必要ですか?不要ですか?」
とでもアンケートを採ると
圧倒的多数で必要という結果が得られるのでないかと思う
かく言う自分も恋愛必要派で
何かのアニメで
「恋はパワーなの!
誰かを好きになるとね、すっごいパワーが出るの!」
と言っているのを聞いて
「そうだそうだシャーリー!もっと言ってやれ!」
と思ったのは記憶に新しい
この、恋愛感情高エネルギー仮説を証明できれば
酔っぱらい達の論理武装も無敵に近くなるのであろうが
これは聞き手の経験則に依存するところが大きく
何故だかは分からないが聞き手の中には決まって
恋愛で熱くなったことがないタイプがひとりはいるので
なかなかどうしてつらいものがある
仮に上に挙げたアンケート結果を持って行ったとしても
母体の種類や数が相手を納得させられるものにはならないだろう
そもそも本人は恋愛に熱くなれないのだから余計である
そして満場一致を得られないまま
だらだらと二次会のカラオケへ…
不思議なことに
恋愛不要派のカレカノジョもカラオケではラブソングを歌う
というかラブソング以外の歌ってほとんどない
全てのアーティストがほぼラブソングだけを発信している
アーティストが楽曲を作る時のコンセプトは
・書きたいから
・売れるから
のどちらかであると思うが
「売れる」のはリスナーの需要があるからなわけで
どちらにせよ、誰かがLOVEを求めた結果ということになる
数的にも割合的にも
こんなにもたくさんのラブソングが飛び交う世界
だから「人間は恋をするために生まれてきた」んだよとは言えないまでも
こんなにもたくさんの人が恋を求めているんだよという証明にはならまいか
恋はパワーなんだよルルーシュくんフフフ
ようやく本題
今日は槇原敬之さんの1年ぶりの新曲の発売日
どこだかの宣伝では
「槇原敬之、久々のラブソング!」
なんてことを書かれてました
それで上みたいなくだらん話を長々と書きたくなったわけですね
恋する心達のために/槇原敬之

¥1,260
Amazon.co.jp
ミュージカルのテーマソングのようで
出演者が歌っているのを聞いて以来、待ちに焦がれてました
サビなんかは他の人が歌っていても
マッキーが歌っている声が頭に浮かぶほどの槇原節!
Amazonで注文してるのに待ちきれずに朝からiTunesでポチってきてやりました
個人的には今回は
「いい詩」というよりも「いいメロディ」
という感じが強かったです
偉そうに採点するなら詩7曲10みたいな
詩が悪いって意味じゃないんです
槇原さんはもっとすんげー詩いっぱい書いてきてんです
いつ頃か
「ラブソングではなくライフソング」
とテーマを掲げてきているマッキーの久々のラブソングということだったんですが
たぶんこれ、マッキーはライフソングのつもりで書いてるんじゃないかな…
目に見えるもの全部置き去りにして
目に見えない心だけでこの夜を飛んでいければいいのに
月よどうか今だけどこかに隠れてつかの間の暗闇をください
目に見えるものに邪魔されて大切なものを見失いそうな恋する心達のために
詩はダメみたいな言い方しといてなんですが
制作発表の時に女優さんが言っていた
「聞きながら気付いたら泣いてた」
ってのがすごくよく分かりました
目に見えないけれど思いを乗せた歌がいくつもこの夜空を飛び回ってるんだぁ~
