2010.09.27 月

一日中雨、寒い。

早朝、iPhoneが水没した。ポケットからiPhoneが落ちて、便器の中へ消えたのだ。

ガタン!と音がしたから、床に落ちたと思い、下を一生懸命探したけどなくて、まさかっ!と思って、便器の中を見たら、沈んだiPhoneを見つけた。

画面はうっすらと黒くなっていき、最後に断末魔の叫びで、ビィーーーーッ!!!と振動して、真っ黒い闇を放って、息絶えた。

放心状態から戻ると、なんでトイレになんか持っていってしまったんだろう、、、と、自責の念が次から次へと襲ってきたが、すべては自分の過失であるため、受け入れるしかなかった。

その後、シャワーを浴びるため、浴室に入るのだが、ここで突如ゴキブリ現れる!

思わず、ギャッ!!と声をあげて、気がついたらシャワーをゴキブリに向けていた。

ゴキブリはほんの数秒で動かなくなり、すこしだけ羽が開きかけたまま、排水溝の上で横たわっていた。

私は今朝、短い間で、二つの命を一瞬にして奪った。

外も冷たい雨が降り続く。

何事もなかったように仕事に行き、いつもと変わらないようにふるまったが、悲しみはいつもそこにあった。

仲間に今朝の話をしたら、iPhoneには同情してくれたが、ゴキブリには同情はいらないと言われた。

私にとっては、iPhoneもゴキブリの命も、同じように痛みを感じたから、そんな風には思えなかった。

その後、ダンボールを片づけていたら、爪と指の間にダンボールが入り、サックリスパッと切れて、血があふれてきた。

痛みもあふれてきたが、しばらく痛みと一緒にいようと思った。