2010.09.16 木
雨、どしゃ降り。肌寒い一日。
一年に一回の健康診断。今年はぷみちゃんにいいよとすすめられた、目黒のメディカルクリニックにしてみた。
しかし、迷った!
きっちり方向を90度間違ってしまったため、あのまま進んでしまっていたら、永遠にたどりつかないところであった。
もう一回最初の地点に戻って、もう一度地図をよく見てみれば、"線路沿いをまっすぐに"と書いてあり、私はまた感覚で動いてしまった、、、と反省。
やっと着けば、受付時間ぎりくらいだった。早く出できてよかった。
ここはそんなに混んでなくて、ポンポン順番がまわってくる。働いている人たちも、リラックスさせる雰囲気を作り出していた。
そんななか、乳がん検診で、乳房の超音波エコーで診てもらっていたときのこと。担当はマダムの女医さん。(婦人科は女医さんが多いです。)眼鏡でかっちりを決めつつも、ふわっと広がる髪を持ち、やわらかに、でも淡々と進めていく感じの。
診察は部屋を暗くして、両乳房に、ジェリーをつけられ、エコーの機械で胸をまんべんなくなぞられる。エコーの音が、まるで水槽の中にいるような、サカナの気分になる。
診察が終わって、部屋が明るくなると、サカナから人間に戻った。大量のティッシュを胸に乗せられて、"ジェリーが、たっぷりついていますから、よくティッシュで拭き取ってください。あとで、あたたかいおしぼりもお渡ししますから"と言われた。
ものすごいティッシュを胸に乗せられたので、とまどいながらもジェリーをぬぐっていると、最初に乗せられたティッシュの部分が、ジェリーを吸いまくって乳房にはりついてて、こりゃ大変だと寝そべった状態で、必死にぬぐった。
けっこう手こずっていて、結局またティッシュを引き抜いて、ジェリーまみれになったティッシュを自分の腹の上に置いて、また新たにティッシュをつかみ、残りのジェリーをぬぐっていった。
あれ、先生はどうした?と思ったら、わさっと私の腹の上からティッシュをつかみ、片づけてくれた。あっ すいません!と言うと、何も言わず当然ですよという風に傍らに立っていた。
だいぶ拭えてきたので、起き上がってあたたかいおしぼりをもらった。さわるとまだぬるぬるしているので、左手におしぼりを持ち、右手でティッシュを持ち、もう一度乳房をまんべんなく拭いた。
ん?なにか視線を感じると思って、直視をせずに先生の気配をたどっていると、このあとそこから私が退出しようとするドアの前に立って、じっとこっちを見ている。
いつもの先生だったら、片づけたり、カルテに記入したり、何かやってることが多いが、この先生はドアの前に立って、じっとこちらの動作を見ている。
別に嫌な感じではなかったので、こちらものんびりと、おしぼりを使って丁寧に拭き取っていた。
おしぼりを渡すときに、やっと先生は動いて、受け取って、またTシャツと診察着を着る間、じっとこちらを見ていた。
なんなんだった、この妙な時間は?
私は、先生をぼんやり見て、ありがとうございましたと言って退出した。
何かじっと見られるというのは、何とも言えない不思議な時間だったけど、普段誰でもそうやって、まなざしを注ぎこむ瞬間はあるんだろうなと思う。
雨、どしゃ降り。肌寒い一日。
一年に一回の健康診断。今年はぷみちゃんにいいよとすすめられた、目黒のメディカルクリニックにしてみた。
しかし、迷った!
きっちり方向を90度間違ってしまったため、あのまま進んでしまっていたら、永遠にたどりつかないところであった。
もう一回最初の地点に戻って、もう一度地図をよく見てみれば、"線路沿いをまっすぐに"と書いてあり、私はまた感覚で動いてしまった、、、と反省。
やっと着けば、受付時間ぎりくらいだった。早く出できてよかった。
ここはそんなに混んでなくて、ポンポン順番がまわってくる。働いている人たちも、リラックスさせる雰囲気を作り出していた。
そんななか、乳がん検診で、乳房の超音波エコーで診てもらっていたときのこと。担当はマダムの女医さん。(婦人科は女医さんが多いです。)眼鏡でかっちりを決めつつも、ふわっと広がる髪を持ち、やわらかに、でも淡々と進めていく感じの。
診察は部屋を暗くして、両乳房に、ジェリーをつけられ、エコーの機械で胸をまんべんなくなぞられる。エコーの音が、まるで水槽の中にいるような、サカナの気分になる。
診察が終わって、部屋が明るくなると、サカナから人間に戻った。大量のティッシュを胸に乗せられて、"ジェリーが、たっぷりついていますから、よくティッシュで拭き取ってください。あとで、あたたかいおしぼりもお渡ししますから"と言われた。
ものすごいティッシュを胸に乗せられたので、とまどいながらもジェリーをぬぐっていると、最初に乗せられたティッシュの部分が、ジェリーを吸いまくって乳房にはりついてて、こりゃ大変だと寝そべった状態で、必死にぬぐった。
けっこう手こずっていて、結局またティッシュを引き抜いて、ジェリーまみれになったティッシュを自分の腹の上に置いて、また新たにティッシュをつかみ、残りのジェリーをぬぐっていった。
あれ、先生はどうした?と思ったら、わさっと私の腹の上からティッシュをつかみ、片づけてくれた。あっ すいません!と言うと、何も言わず当然ですよという風に傍らに立っていた。
だいぶ拭えてきたので、起き上がってあたたかいおしぼりをもらった。さわるとまだぬるぬるしているので、左手におしぼりを持ち、右手でティッシュを持ち、もう一度乳房をまんべんなく拭いた。
ん?なにか視線を感じると思って、直視をせずに先生の気配をたどっていると、このあとそこから私が退出しようとするドアの前に立って、じっとこっちを見ている。
いつもの先生だったら、片づけたり、カルテに記入したり、何かやってることが多いが、この先生はドアの前に立って、じっとこちらの動作を見ている。
別に嫌な感じではなかったので、こちらものんびりと、おしぼりを使って丁寧に拭き取っていた。
おしぼりを渡すときに、やっと先生は動いて、受け取って、またTシャツと診察着を着る間、じっとこちらを見ていた。
なんなんだった、この妙な時間は?
私は、先生をぼんやり見て、ありがとうございましたと言って退出した。
何かじっと見られるというのは、何とも言えない不思議な時間だったけど、普段誰でもそうやって、まなざしを注ぎこむ瞬間はあるんだろうなと思う。
