寄り添う介護とは「愛してる」を伝えること。とてもシンプル。でも、それをどう伝えていくかがとても難しい。

 

自分の介護で子供に迷惑はかけたくない、という言葉、よく聞きますよね。恐らく大半の親がそう思っているのだと思います。

だから、本来はサポートが必要な状態になっているにも関わらず、それを認めない。自分のことは自分でやるぜと主張する方も多いかも知れません。

でも、どうですか?

親に介護が必要になった今、あなたはそれを迷惑だと感じますか?

そして、そうは感じないからこそ、在宅での介護を選択したのではありませんか?

 

まずはご自身のその思いを理解してもらうこと、それが寄り添う介護の第一歩だと思います。

あなたが有り余る愛を降り注ぎ続けてくれたからこそ、今の僕がいる。あなたの生活のサポートができることはむしろ喜びであって、迷惑だなんてとんでもない。

。。。少しは恩返しさせてくれよ、ってことですね。

 

自分のことは自分でやるぜという思いを尊重することは大切なことだけど、転倒リスクや他の事故リスクが大きくなったと判断した時、身体的負担があまりに大きいと感じた時には、やはり躊躇することなくサポートに入るべき。

だけど、こちらの思いが伝わらないままそれを続けてしまうと、悲劇が生まれます。

介護を受ける側は迷惑をかけてしまっているという思いが日々増大し、生きる意味さえ見失ってしまうかも知れません。迷惑をかけたくないとの思いから、サポートに対する拒否反応もより強くなってしまうこともあるでしょう。

そうなってしまうと、介護する側の精神的苦痛も大きくなり、時には怒りを感じてしまうことがあるかも知れません。

 

身体的機能の低下は自然なこと。あなたが今、ここに居てくれることがどれ程自分の心の支えになっていることか。自分のサポートで少しでも身体的負担が軽くなり、生活が楽になるのなら、それはとても嬉しいこと、という思いをぜひ伝え続けてあげてくださいね。