こんばんは。
9月に入り気付けば夏も終わりそうな感じですね。
しかし今日はというとなんだか蒸し暑く、
まだまだ寝苦しい夜が続きそうです。
こまめな水分補給と体調管理に気をつけて
今日もテックセンターはフル稼働中です。
さて整備の方は、ベンツ W124 E320
クーラント漏れの修理でご入庫頂いています。
走行中にクーラントのチェックランプが点灯したということで
修理のご用命をいただきました。
クーラント漏れの主な原因としては
ラジエーターホースの劣化やラジエーター本体の破損、
ウオーターポンプやヒーターコアなどが挙げられ
使用環境や個々の車両によっても不具合の状況は様々です。
まず、クーラントサブタンクから圧力を加えて加圧テストを行います。
冷却水路内の圧力を上げることで、リーク箇所を発見しやすくします。
結果・・・
ヒーターバルブ本体からの漏れが確認できました。
ヒーターバルブ周辺はクーラント漏れがしばしば起きます。
特にW124やR107、W126などはよく見られますね。
今回はヒーターバルブ本体のケースのつなぎ目から
漏れが発生していました。
ここでまだ安心してはいけません。
年式が古い車両は特にそうですが
不具合個所は常に一箇所だけとは限りません。
今回のケースでは、現状ヒーターバルブ以外からの漏れは
見られませんでしたが、また他の部分から
漏れ出すことも十分考えられます。
漏れを修理するとともに、近い将来修理が必要な部分について
予防的に手を入れていくことも大事ですね。
byサービスフロント鈴木
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