こんばんは。
いよいよアナログ放送が終わって地上デジタル放送が始まりましたね。
地デジという言葉が聞かれ始めた頃はまだまだ先の話だと思っていたのですが
いつの間にかテレビの端にアナログ放送という文字が入るようになって
そうかと思えばカウントダウン表示が出てきて
あっという間に切り替わってしまいましたね。
これから先、地デジ化のように生活の中で新しいものに切り替わっていくものが
またいくつも出てくるのかもしれません。
もしかしたら10年後、20年後は今では想像もつかないような
世の中になっているかもしれませんね。
ちょっと楽しみですが、ついていけるか心配です(^_^;)
工場の方は、ベンツ R230 AMG SL55コンプレッサーの
ABCオイル交換などが実施されています。
ちょっと聞き慣れないオイルかもしれませんが、ABCオイルというのは
ABC(アクティブボディコントロール)というサスペンションシステムの作動油のことです。
このABCサスはSLクラスの他にSクラスやCLクラスなどでも採用されていますね。
ABCサスは様々な路面状況や運転者からの入力によって
通常走行中もかなりシビアに制御されています。
そんなシステムですから、作動油の状態が重要であることはもちろんですし
オイルも運転時間や走行距離に応じて汚れてきます。
それほど頻繁に交換する必要はありませんが
やはり定期的な交換はシステムの性能を維持する為には必要になってきます。
交換の際は、リザーブタンクに取り付けられているフィルターも同時に交換します。
Sクラスなどはフィルターが2つ付いているので2つとも交換になります。
そして、ベンツ専用のテスターを使ってエア抜きや駆動テストなども行います。
交換によって、機能やフィーリングの向上が
それ程明確に体感できるわけではありませんが
作動油の清浄化はシステムの寿命を延ばすことにもつながりますし
トラブル防止の効果も期待できるのではないかと思います。
日常的にチェックする必要はありませんが
法定点検や車検の時には、少し気にしてみてはいかがでしょうか。
その他、ポルシェ、 911 993ターボなどもご入庫いただきました。
エンジンオイル交換とエアコンガスの補充、
それとパワーウインドウスイッチの交換をご用命いただきました。
空冷時代のパワーウインドウスイッチはしばしば故障するので
予備を持っておくのもいいかもしれませんね。
それでは今日はこのへんで。
byサービスフロント鈴木