こんばんは。
先週のお休みに引き続き
昨日は部屋のプチ模様替えでかなりインドアな午後を過ごしてしまったので
夜は外へ出て串揚げ屋さんに行ってきました。
初めて行ったお店でしたがとってもナイスなお店で
串揚げがおいしいのはもちろんのこと
モツ煮込みもいいお味で、(よく味のしみ込んだ大根がナイス!)
何より芋焼酎のラインナップが私好み。
親切なマスターのご厚意で、初めて行ったにも関わらず
メニューに載っていないレアな芋焼酎まで頂いてしまいました。
カウンター席のみのお店でしたが居心地はとても良かったです。
また近いうちに行こうと思います。
(というか通ってしまいそうです)
さて、今日は
ポルシェ 911 930 カレラの、エンジン不調修理について。
走行中にエンジン回転数が不安定になり
パワーも出ていないような感じがするということで
修理のご用命をいただきました。
まずは現状把握から。
走行テストや排気ガス測定、点火火花や燃圧のチェックなどを行い
どういうふうに調子が悪くなっているのかを把握していきます。
その結果分かったのは、理想の空燃費から比べると
空気の割合がかなり多いということ。
燃料の割合が少ないとも言えますが
燃圧やインジェクターの噴霧状態からすると
空気が多いと言ったほうが的確ですね。
なんだかまどろっこしい言い方をしてしまいましたが
つまるところエア吸いを起こしている状態です。
まずはこのエア吸いを改善することが最優先事項ですね。
どこからエアを吸っているかはアナログ的な方法で地道に探すしかないのですが
今回はインテークマニホールドのガスケットからでした。
インテークマニホールドをごっそりと外し、ガスケットを交換していきます。
インテークマニホールドの脱着に伴い再使用できないバキュームチューブや
ラバースリーブなども一緒に交換していきます。
エンジン廻りの樹脂やゴム製のパーツは熱によって硬化し
脱着することで破損したり、組み付けても完全に元に戻らない場合が多いので
そういった部分の分解作業をするときは注意が必要です。
話は少しそれますが
今回せっかくインテークマニホールドを外すのだからということで
いくつかのお勧め作業も実施させていただくこととなりました。
画像だけ見てもなんだかよくわからないかもしれませんが
これはエンジンルームのサウンドプルーフです。
エンジンルームの奥に貼り付けられている吸音スポンジですね。
エンジンを降ろす時に併せて実施するケースも多いのですが
インテークマニホールドを外す時も同時実施がお勧めです。
こちらはスパークプラグとヘッド温センサーです。
ヘッド温センサーというと聞きなれないかもしれませんが
水冷エンジンでいうところの水温センサーだと思っていただければいいと思います。
現車には旧タイプのものが付いていたので
予防整備として交換させていただきました。
先端の電極が摩耗していたスパークプラグも併せてで交換していきます。
このようにいくつかの整備を組み合わせることで
メンテナンスは効率よく行うことができます。
こうした部分はオーナー様はなかなか分かりにくいところなので
整備の際に、私どもからご提案させていただきます。
一時的にコストはかさむように感じますが
それぞれ単体で作業するよりもトータルで見ると結構おトクだったりするんです。
書き始めからだいぶ話がそれてしまいましたが(^_^;)
そんなこともあるということを覚えておいてください。
それではまた。
byサービスフロント鈴木
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