こんばんは。


だいぶ暖かくなってきましたね。


とても過ごしやすい気候になったのはいいのですが


私は未だに花粉症のようなものに悩まされています。


花粉?黄砂?なんだかよく解りませんが


最盛期程ではないにせよくしゃみと目の痒みが未だに・・・。


このアレルギー体質、何とかしたいもんです。


ものすごくよく効く特効薬とかできないかなぁ。


(と思っているのは私だけではないはずです!)





さて、今日はベンツのW202 C240ワゴンの燃料ポンプ交換です。



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エンスト後に再始動が出来なくなってしまったとのことで


レッカーにて緊急入庫致しました。



まず、疑うべくはいつものアレ。


という訳で、テスター診断をしつつクランク角センサーのチェックを。


しかしクランク角センサーはどうも異常ないようです。


そこで基本通り燃圧を測定すると、燃料がまるで来ていません。



ここまでで、あらかた予想が付いている方も多いと思いますが


原因は皆さんの予想通り、燃料ポンプでした。



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電源は来ていますがポンプが全く動いていません。



もちろん診断はここで終わりではなく


その他の原因となりうる部分も残さず診ていきます。


結果、今回の不具合箇所は燃料ポンプだけだったので


早速交換に入っていきます。



とここで、とても重要なポイント。


燃料ポンプを交換する際は必ずフィルターも同時交換すること。



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なぁんだ、そんなことかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが


ポンプだけが交換された形跡のある車って意外と多いんです。


でも、燃料ポンプが焼き付いたケースなどは


フィルターに鉄粉がたまっていることがあり、そのままポンプだけ交換しても


フィルターの目詰まりによってポンプに過大な負荷がかかって


寿命を縮めてしまう可能性もあるのです。




そして、もうひとつ重要なポイントがあります。


それは燃料ホースです。



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これも古くなればひび割れが発生してきますし


それをそのまま使用すれば、燃料漏れにつながる危険性もあります。


ですから、燃料ポンプやフィルターに直接つながるホースはもちろん


周辺のホースにも劣化が見られたら併せて交換しておくのが安心です。




今回は、エンジンがかからなくなった直接の原因である燃料ポンプの他に


予防整備として、過去に交換歴の見られなかったクランク角センサーも


同時に交換させて頂くこととなりました。



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このブログでも何度も書いていますが


この予防整備というのがとても大切なんです。


壊れていないものを交換するのは無駄に思うかもしれませんが


これをやっておくことで、壊れてから直すよりも時間も短縮できますし


コストも抑えることが出来るんです。



エンジンが掛らなくなった時のレッカー費用も要らないですし


休日の予定を台無しにすることも無いですからね。


早め早めの対応が時間とコストを節約する決め手ですよ。



これからだんだんと暑くなっていきますし


そうなれば車にかかる負担も大きくなっていきます。


そんな時でも、安心して快適にカーライフを楽しむ為に


愛車の体調管理にも気を配ってあげましょう!



それではまた。






byサービスフロント鈴木


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