こんばんは。
まだまだ寒い日が続きますが
皆さまは風邪など引いていませんでしょうか?
こんな時期は何といっても鍋!
テレビの情報番組でも鍋特集などをよく目にします。
昨日は夕方頃にそんな番組を見てしまい、無性に鍋料理が食べたくなって
カレントスタッフの石原を誘い自宅で鍋パーティーを実施しました。
何鍋にするか悩んだ挙句、海鮮キムチ鍋にすることに。
豚肉か海鮮か迷ったのですが
年齢も考慮してヘルシーな海鮮に決定(笑)
コレが思いのほか出来がよく
ヘルシーさを求めたわりに完全な食べ過ぎ(*^_^*;)
豚肉もいいけどキムチ鍋にはタラが最高に合います!
という訳で、今度のお休みはスノボへ行って
思いっきりカロリーを消費してこようかと思います。
さて、今日はオイル漏れの修理について書きたいと思います。
オイル漏れといえば、メーカーや車種を問わず
比較的メジャーなトラブルと言えると思います。
しかし、エンジンオイルやオートマオイル(ミッションオイル)
パワステオイル、デフオイルなど、車には何種類ものオイルが使われており
漏れが発生する場所も様々です。
そんなオイル漏れの修理の事例を2つご紹介します。
まずは、ポルシェ 911 964 カレラ2のエンジンオイル漏れ。
漏れといっても比較的軽微な滲みという感じではありましたが
車検でご入庫頂いていた車両なので併せて実施することに。
漏れが発生していた箇所はエンジンのブリーザーホースです。
ここは直接高い油圧が掛るホースではありませんが
クランクケースの上に位置している為高熱にさらされます。
ご覧のようにゴムでできたホースなので
時間が経ち、過熱と冷却を繰り返すうちに
固くなり内壁がひび割れてきたりします。
そうなるとホースのつなぎ目からオイル漏れが起きる訳です。
こうした状況はブリーザーホースだけでなく
エンジン周辺のその他のホース類にも同じことが言えます。
ブリーザーホース交換時は、ホースが接続されている
ベース部分のガスケットも同時に交換します。
お次は、ベンツ W140 ブラバス S6.9のオイル漏れ修理です。
今度はエンジンオイルではなく漏れているのはパワステオイルです。
漏れは複数のパワステホースから発生していました。
シルバーのチューブで覆われているのがそのうちの1本です。
画像を見て頂くと分かると思いますが
ホースの通っている位置はエキゾーストマニホールドにとても近いです。
コレもやはり先程の964と同様、過熱による劣化がもとで
ホースからの漏れが発生したものと思われます。
交換したパワステホースは全部で3本。
パイプとの接続部が特に変形していますね。
ホースバンドで締め付けられている部分とそうでない部分の境目なども
ひび割れが起こり、漏れが発生しやすい場所です。
こうした、オイルホースやパワステホースの様な部品は
ブレーキパッドやスパークプラグのように一般的な消耗部品という感覚は
あまり持たれていないと思います。
ただ、年数や走行距離に応じて劣化が進み
ある程度のところで交換する必要が出てくるのはどれも同じ。
交換サイクルは永いですが
常に愛車をいいコンディションに保つためには
こうした部分も消耗部品ととらえていた方がいいかもしれませんね。
それではまた。
byサービスフロント鈴木





