こんばんは。


お正月気分もすっかり抜け


一段と寒さが身にしみる時期になってきました。


個人的に寒いのはちょっと苦手なのですが


雪の便りを聞くとちょっとワクワクしてきます。


そう、ウインタースポーツの季節です♪


という訳で、昨日は諏訪湖近くのスキー場へ


スノーボードをしに行ってきました。


昨シーズンはなかなか時間が作れず一度も行けなかったので


約2年ぶりのスノーボードです。


最初は恐る恐る初心者コースを滑ったのですが


なかなかどうして、体はしっかりと覚えているものです。


だんだんと感覚を取り戻し意外と滑れている自分に酔いしれてきました(笑)


おかげで今日はあちこち筋肉痛で動くのがいちいちしんどいです(^_^;)


普段使わない筋肉を使うからというのもあるのでしょうが


私の場合は単なる運動不足が露呈しただけのような感じです。


なんか明日はもっとひどくなるような気がする。。。


でも、これに懲りずに今シーズンは行けるだけ滑りに行こうと思います。


今シーズンが終わるころには720°イケるかな?(冗談です)





さて、今日はハブのオーバーホールについて。


一口にハブと言ってもその形状は車種ごとに違い


オーバーホールが必要なハブもあれば非分解のものもあります。


今回オーバーホールしたのは、ベンツ R107 450SLのフロントハブ。



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テーパーローラーベアリングが使われている一般的なタイプです。


ブレーキにもだいぶ減りが見られた為


ブレーキパッドとローターの交換と併せて実施します。



まずは分解。


キャリパーを外し、センターキャップを取ったら


センターナットを緩めてハブを分解していきます。



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ハブの内部に入れられているグリスも他のオイル類と同様


時間が経てば汚れてきてグリスとしての働きも低下してきます。


分解式のハブは走行距離が重なるにつれて


ハブのガタも少しずつ出てくるので


それがグリスの劣化と重なり、その状態で走行を続けると


最終的にはベアリングの損傷に繋がってしまう訳です。


ですので、このハブのオーバーホールは定期的に行う必要があります。




一通りハブを分解したら各パーツをきれいに洗浄し


新しいベアリンググリスを入れて組み立てていきます。



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この時に忘れてはいけないのがハブシールの交換。


ハブシールはあきらかな劣化がない場合でも


ハブのオーバーホールを行う際には必ず交換します。




そして一番注意しなければいけないのが


ハブベアリングの調整です。



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ナットの閉め込みが緩ければガタが出てしまいますが


締めすぎてしまうと焼き付きにつながるので


ベアリングの調整はとても重要な部分です。


やや強めに締め、ハブを回転させてあたりをつけてから


適正な締め付け位置に調整します。




このオーバーホール作業でグリスを新しくすることにより


ベアリング自体の寿命も延びますし


適正な調整を行い、ガタをなくすことで


走行安定性が保つことが出来ます。




今回オーバーホールしたハブ自体は


分解しなければ見えない部分であり


作業自体も分解整備に該当する為


必ず専門の認証工場で定期的にチェックを行い


必要であればオーバーホールを実施するようにしましょう。



見えない部分もきっちりと整備をして


大切な愛車に永く安心して乗れるようにしたいですね。




それではまた。






byサービスフロント鈴木


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