こんばんは。
今日の整備は、ベンツ R107 500SL 車検整備など。
この車両も新車登録されてからだいぶ年数が経っていますが
きっちり整備すればまだまだ元気に走ってくれます。
オイル類などはもちろんですが
エンジン廻りだと点火系の部品には気を遣いたいですね。
スパークプラグやプラグコード、デストリビューターなど
劣化が進んでくると点火不良を起こし
エンジン不調の原因になることもあります。
ウォーターポンプの漏れやシャフトのガタなども
必ずチェックしておきたいポイントですね。
足廻りのブッシュ類やボールジョイントも
ヒビやガタが出ていれば交換しておきたい部分です。
ボディがしっかりしているので足廻りの消耗品を交換するだけでも
新車時のフィーリングにグッと近づきます。
燃料ポンプも、表面がうっすらと腐食したりしていて
長い間交換された形跡がない様なら要注意です。
見た目だけでは良否判定が難しいのですが
作動音などは一つの目安になります。
作動音が異常に大きかったり、音が周期的に
大きくなったり小さくなったりと波うっているようであれば
交換時期が近いかもしれません。
その他、リレーやアイドリングの制御系統など
メンテナンスのポイントは様々ありますが
基本はやはり定期的に点検を行い
こまめに消耗品を交換していくことです。
古いクルマでもしっかり整備すれば気持ちよく乗ることができます。
オーナー様にはこれからも永く乗り続けて頂きたいですね。
byサービスフロント鈴木