クロレラとは?
クロレラは、20数億年前の先カンブリア時代、光合成を行う
細菌に次いで地球上に出現した生命体で最初の真核細胞
を持った植物です。ギリシャ語で‘緑’を意味するクロロス
一般的な野菜の10倍もあるだけでなく光合成の能力が
他の植物に比べて数十倍も高く、さらに20時間で4分裂と
いう驚異的な速さで増殖する旺盛な繁殖力を持った
単細胞緑藻類です。
クロレラは淡水性単細胞緑藻類の一種で直径2~10μmの
単細胞生物であり、光合成と細胞分裂を盛んに繰り返す
為海外では‘神秘の植物’、‘未来の食品’と呼ばれて
おり、豊富な葉緑素、人体に必要な9種類の必須アミノ酸、
各種ビタミン、ミネラルなどの栄養素とクロレラ独特の
生理活性物質C.G.F.を多く含んだ美容・健康食品です。
クロレラの葉緑素にはクロレラの成長因子である
クロレラエキスが多く含まれており、豊富な葉緑素
が光合成作用を活発に行って水中の各種要素を
取り込んでタンパク質、ビタミン、ミネラル、C.G.F.などの
栄養成分を作り出します。
クロレラは植物性タンパク質を50~60%含有しており、
それは植物性タンパク質の代名詞として有名な大豆
よりも多く、9種類の必須アミノ酸が含まれています。
またビタミンも多く含み、ミネラルは赤血球生成に必要
な鉄分をはじめカルシウム、マグネシウム、マンガン、
銅、亜鉛、コバルトなどが含まれています。
一般的な野菜より葉緑素を多量に含んでおり繊維質も
豊富な為、緑黄色野菜の代わりになると言っても過言
ではない食品です。また、生理活性物質C.G.F.
(クロレラ・グロス・ファクター=核酸、アミノ酸の複合体)
というクロレラだけが持つ特殊な物質は私たちの健康に
大きな寄与をもたらせます。
クロレラは第二次世界大戦後「未来の食品」として
研究され始め、60年代に入ってからは日本で
クロレラに関する多くの研究が進められてその機能性が
立証され、それ以後40年以上健康食品として愛用され
ています。最近ではクロレラに体内のダイオキシンを
排泄させる機能があるという研究結果が発表され注目
されています。