全然出来てない


父が望むのは

お金と無条件で話を聞いて

盛り上げてくれる相手


母が望むのは

愛されることと理解者


僕がうつ病からの

復帰プログラムで通った

施設の職員さんからかけられた言葉



丸い愛情が欲しいと思っても

返ってくるのが三角の愛情だったとして


愛情は愛情じゃないですか?



世間にはそういう心持ちが出来る

何でもやってくれる気持ちが有り難い


僕だけじゃない

周りの人を見ていてもそう見える


口では感謝を述べるが

望むものが返ってくるまで不満そうだ


価値観の一致

コレをしたら、アレが返ってくる


お互いの納得の度合い


埋まらないこの部分を

友人や他のサービスを利用して

何とか満たしているように見える


僕は母と同じく

愛されることと理解者を求める


母は自ら求めるものを

与えることが出来る人


だから

母と仲良くできる


父が求めるものを

僕が差し出しても

僕が求めるものは返ってこない


自ら求めるものすらも

与えることが出来ない


誰と仲良くしたいのだろう


相性はお互いの納得にある

そう思うようになってきた


自分を他で満たし

父に奉仕するしかないようだ


一人ひとりに対して

ギブ&テイクで行きたかった


辛い


自分で自分を納得させるのは

葛藤を伴う


辛い


たぶん父は

幼い頃から実の兄に

奪われ続けたのだろう


与えられたものとは

別のものを奪われ続けて

チグハグになったのだろう


クズ鉄を与えられて

金を奪われ続けるような

私の親孝行

 

 

 

 

 

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